編集王のレビュー
3点 mishumanさん
今読むには流石に感性が古いか。
話の展開やキャラクターの言動がテンプレ通りすぎて物語を読み進めることの刺激が極めて薄い。
かっての金字塔的作品だったのだろうが時代を越えるほどのパワーがあるタイプではない。
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[投稿:2016-10-15 21:06:40] [修正:2016-10-15 21:06:40] [このレビューのURL]
7点 DEIMOSさん
まだ漫画週刊誌が爆発的部数を売り上げていた90年代を舞台に、青年漫画週刊誌編集の現実的?な一面を描いた職業マンガ。
本作品のテーマは、基本的に、売上至上主義の編集者VS作家性追求型漫画家という対立。勿論この問に解はなく、その相克と止揚の中で珠玉の漫画は生み出されるのであろうが、そのプロセスこそが面白いと訴えたのがこの漫画だ。一見、前者視点の冷酷な漫画編集=このどうしようもない腐敗した現実、という作品に思われるが、登場人物は結局もれなく「熱さ」を抱くようになっているあたり、含蓄がある。現実路線の権化として登場した三京、明治、編集長、社長は最後には結局、主人公サイドに理解を示す「いいやつ」になっている。また、現実でも、90年代にマーケティングの結果売れていた漫画(バブル漫画)は今や全く読まれていない。魂入れて描かれたマンガのみが今も読み継がれている。
漫画家マンガが増えすぎた昨今、現実的に編集者視点から漫画制作にスポットライトを当てた本作は益々その価値を高めているようにも思える。漫画家が自らの職業について描くのは容易だが、敵でも味方でもある編集者を人間臭く生き生きと描くことはさほど容易ではないのだろう。作者の死が残念でならない。
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[投稿:2013-04-28 00:09:01] [修正:2013-04-28 00:12:20] [このレビューのURL]
7点 columbo87さん
漫画編集とは何か!雑誌の売り上げを優先し漫画家を使い捨てにする編集者、漫画家の個性を活かし、作品をともに作り上げようとする編集者たち。
どちらにもどちらのいい分が有り、どちらが正しいといったような事は積極的に見えて、実は結論付けられてはいない。非常にバランス感覚のある漫画。
作品としては結構脱線もあり、主人公が当初の予定とはまったく違う使われ方になったり・・・という部分はあるが、それぞれのストーリーは非常に質が高く、考えさせられるものである。
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[投稿:2011-05-12 17:47:27] [修正:2011-05-12 17:47:27] [このレビューのURL]
8点 森エンテスさん
「マンガ」を取り扱った作品の中で、特に面白い部類の作品だと思います。
というか、ハマります。
基本的に小さいエピソードがまとまって大きな流れになっているのですが、それぞれのエピソードで個性的なキャラクタが活躍することにより、中弛み無く最終回を迎えます。
非常にマンガらしいマンガ。
感動してしまいます。
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[投稿:2010-10-22 20:03:36] [修正:2010-10-22 20:03:36] [このレビューのURL]
8点 真っ赤乱さん
漫画を漫画にした漫画がちょっと前から話題になっていて、最近NHKでアニメ化されたみたい。
バクマン。 1 (1) (ジャンプコミックス)/小畑 健
大ヒット漫画、デスノートのコンビの作品で、かなりヒットしているみたい。
正直僕はちょっと雑誌のほうで読んだのだけど、字が多くて読むならコミックスでまとめ読みしようと思い、未だに読んでいない。
でも漫画を題材にした漫画で好きな漫画が僕にはある。
編集王 1 (BIG SPIRITS COMICS)/土田 世紀
絵はちょっと劇画タッチで、話も超熱い!
面白いんだけど、なんか感動する。
特にマンボ好塚の話はやばい!!
ちょっと古い漫画なんだけど、おすすめです。
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[投稿:2010-10-13 09:37:52] [修正:2010-10-13 09:37:52] [このレビューのURL]
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