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7.27点(レビュー数:18人)

作者土田世紀

巻数16巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:1994年~ / 小学館

更新時刻 2010-08-15 12:46:38

あらすじ 『あしたのジョー』にあこがれる熱血ボクサーの桃井環八は、網膜剥離で引退を余儀なくされる。失意の環八だが、先輩の勧めで漫画誌編集部でアルバイトをすることに。果たして環八は、熱血編集者への道を歩けるか!?

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編集王のレビュー

点数別:
11件~ 15件を表示/全18 件

8点 parkhabioさん

「まんが道」ではなく、「島耕作」寄り。

雑誌・音楽・映画・広告・ゲーム、コンテンツで食ってる業界の人なら、本当の意味で楽しめる。
新卒に読ませた後に「そーゆー訳で矛盾だらけだから、文句言う前にヒット立ち上げてね」と言ってあげたい。






ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-01 19:16:53] [修正:2010-06-02 01:52:43] [このレビューのURL]

9点 かずーさん

 
熱い。とにかく熱い漫画。
最初はウザく感じるかもしれないが、すぐに夢中になること間違いなし。

主人公カンパチに感情移入するのはもちろんですが、いわゆる 「テーマ主人公」 の
描き方・扱い方が非常に上手く、そちらにも強烈に惹かれてしまう。

完全に悪役キャラで憎々しかった人物が、あれよあれよ格好良く見えてきた。
そんな状況がとても心地よく感じていきます。

さすがに土田世紀氏、人間味溢れるキャラを描かせたら天下一品。

いわゆる漫画編集部内部の問題点を取り上げた作品で、本当にあったような
現実感を感じる、笑いあり涙ありの良質ヒューマンドラマです。
人生山あり谷ありを心から体感できますよ。(笑)

自信を持ってお奨めできる秀作だと思います。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-09 09:43:09] [修正:2010-04-09 11:15:57] [このレビューのURL]

6点 居酒屋さん

この作者特有の熱さを感じた

一人一人のキャラの濃さ話の濃さは素晴らしかった

けど漫画界の悪いところばかり目につき重苦しかった
実際にはないのかもしれないが

漫画界に対して批判の意味もあり書いたのかはわからないが
私にはそう感じられた
そういう意味では非常に意義があると思う

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-11-17 16:53:44] [修正:2008-11-17 16:53:44] [このレビューのURL]

8点 souldriverさん

マンガ業界の現実を、その世界に身を置く人間の視点から痛烈に描き出すというアプローチは面白い。
少し誇大ではないかと思える表現も多いけど、漫画家の中でもいささかはみ出し者的な存在の土田先生ならではの問題意識の高さと、マンガへの情熱が伝わってくる。

目線をずらせば明らかに実在する漫画家や業界体質への批判にも見えるが、ただの批判で終わることなく問題点をきちんと見据えているのが評価できる。人間描写も相変わらず秀逸。一見カッコ悪いことをカッコ良く見せてしまうのがすごい。
またあからさまな自虐ネタ(マンガ業界を批判的に描くこと自体が自虐ではあるけど)も滑稽でグッド。

話が長引くにつれて間延び感がすることや結局キャラが立ち切らない人物が多いのは難点だが、それを補って余りある内容の濃さ。
マンガ好きを自負するならぜひ読んでほしい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-06 23:23:55] [修正:2007-07-06 23:23:55] [このレビューのURL]

10点 honshimejiさん

目を覆いたくなるような編集の実態の中で奮闘する主人公が熱い。熱すぎる。
マンガを愛するすべての方に読んでもらいたい作品!!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-05-21 04:49:51] [修正:2007-05-21 04:49:51] [このレビューのURL]

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