モンキーターンのレビュー
6点 shunさん
主人公が競艇を知らないところから、読者とともに競艇を学んでいく流れは秀逸。
序盤は主人公がスーパーマンすぎず、中盤からかなり主人公が目立っていくが、
モーターの当たり外れや、ベラグループの師弟関係で、競艇の難しさがわかり、
怪我の展開を入れることで、競艇選手の奥深さをうまく表現できたと思う。
終盤、賛否両論の恋愛要素が混ざるが、メインヒロインの魅力をうまく表現できてないので批判は必至。
しかし青島とくっつけても遺恨が残る。
エピソードが少なすぎて、思い入れが少なくなってしまった。
あのラストにするには、最後のレースの役者を揃えるために蒲生のくだりを入れるよりは
メインヒロインの深堀りを入れても良かったのでは。
しかし競艇をこの漫画で知り、実際の競艇に興味が出た人も多いはず。
それだけでもこの漫画を評価する価値がある。
盛り上がり箇所も度々あり、全体として楽しめる競技漫画であった。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2014-08-06 10:55:12] [修正:2014-08-06 10:55:12] [このレビューのURL]
6点 pazzoさん
競艇をやっている部分、物語の大部分はとても楽しめた。
で、恋愛部分いる?
作者お気に入りのキャラクターと主人公をくっつけようとしたんだけど、連載中に読者から抗議の手紙届きまくって軌道修正元鞘に。こんなかんじなんだろうなぁ。
って作者もそんなようなことを言ってたし。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-08-29 10:17:36] [修正:2013-08-29 10:17:36] [このレビューのURL]
7点 100gさん
少年誌的な主人公が困難に立ち向かっていくストーリー展開は競艇のギャンブルという面を打ち消して、イメージをかなり高めたんじゃないかなぁ?と思います。
しかし、いざリアルで競艇を見てみようとするとチンピラ?ホスト?ヤクザ?みたいな外見な選手が多くてなんとも言えなくなるんですが(笑)
競艇部分のストーリーは面白いんですけど主人公の恋愛部分がどうもねぇー
この漫画家は女のキャラクターの作り方に問題が有るんじゃないの?とちょっと思ってしまいます。
波多野のキャラの軽さと、幼馴染の恋人っていう要素で、少年誌の基本的には真面目な展開では、恋愛方面はお約束的なはずなのに、そこに出す女キャラが真面目で健気な・・・どうするのこれ・・・?って思いました。
で、やっぱりグダグダになって、うりゃぁって終わって・・最後はうーん?な展開です。
そこが残念です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-11-17 19:40:20] [修正:2011-11-17 19:40:20] [このレビューのURL]
6点 rさん
競艇に関する記述がしっかりしています。これだけでも競艇漫画として高ポイントをさしあげたい。
そしてストーリーも高得点。
恋愛パート等日常部分が本分の競艇にも干渉し、とってつけたように描いていないというのがその理由。
ラストは首を傾げるものがあるので減点1。
同じ競艇漫画である「競艇少女」の場合はレース中に会話するシーンが主で非常にわかりやすくその代償としてリアリティーがないのに比べ、本作品の場合はレース中の描写とレース後の述懐で成り立っていてリアリティーがあり純粋に楽しめる。
どちらが良いかはお好みで。
余談だけど最近はペラの規定が変わったので作中のような技は使えなくなってしまった。漫画的には残念。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-08-28 16:55:09] [修正:2010-08-28 16:55:09] [このレビューのURL]
7点 トトさん
毎号、毎巻安定しておもしろかったのに、ラストがグダグダだったのが悲しすぎる作品。
しかし競艇というマイナージャンルを少年誌でやって、30巻も続くんだから河合先生はすごいです。
個人的には主人公やその同期よりオヤジ連中が好きでした。
特に一般戦の鬼と愛知の巨人。彼らはサイコーです。
河合先生、青島を主人公に短期集中連載でも良いので第二部を書きませんか?
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-12-17 20:58:09] [修正:2010-07-23 12:34:10] [このレビューのURL]
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