スティール・ボール・ランのレビュー
5点 pazzoさん
スティール婦人のくだり全般、リンゴォ、オレだけの時間
この辺は熱中して読むことができましたが、他はいまいちかなぁ、と。ちょっと複雑すぎて分かりにくいですね。ジョジョは1回目に読むときの興奮が全て、と言えるので1回目に理解できないのはちょっと厳しい。
ジョニィの意志の強さは良いんですが、黄金の精神とは言えないのがちょっとひっかかりました。
ジョニィはかなり好きなキャラクターですけどね。
オレだけの時間だぜ、は鳥肌ものです。
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[投稿:2013-05-13 06:29:02] [修正:2013-05-13 06:29:02] [このレビューのURL]
4点 Scroogeさん
まず、これはアメリカ大陸横断のホースレースなのだけど、
途中からレースの順位よりもバトルに勝つことが主眼になってしまった。
当たり前のことだが、暴力による対決で勝負を決めるのなら、
レースという形式が無意味になりはしないだろうか?
俺は俺の目的のために勝ちたい。お前もお前の目的のために勝ちたい。
その2つが相容れないから、勝負するしかない。
暴力で対決すると俺もお前も傷ついて、誰の目的も果たせない。
それは野蛮すぎるからレースで勝負しよう、というのが人類がレースを発明した理由だと思う。
(本当かよと言われると確証はないが)
SBRでも冒頭は、レースに勝つことが目的で順位を上げるために駆け引きをしている。
バトルは行われるが、選手同士は原則的に戦わない。
つまり日中はレースで他の選手と戦い、夜はバトルで敵と戦うマンガだ。
中盤で、そのようなスポーツによる勝敗の決定を断念するエピソードが挿入される。
相手の息の根を止めるのが男の戦いであるという話で、それを境に開き直るかのようにバトルが増えた印象。
で、これを、スポーツの勝負→殺し合いの勝負という意味の転向と読むと誉めすぎであろう。
レースとバトルを両立するマンガが作れなくなり、馴染みのバトル路線に戻したが、
スタート時の設定と整合を取るのに失敗し、適当な価値観を並べて読者を煙に巻いてどうにか最後までいった、というのがおそらくは正しい。
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[投稿:2009-08-04 14:01:35] [修正:2012-06-01 20:40:27] [このレビューのURL]
9点 chunya0816さん
ネットでも散々言われてきたコトだが、あえて私も言わせて頂きたい。
この荒木飛呂彦という人間は、人間を超えたまさに吸血鬼である。
本作SBRは途中から連載誌がかわった。
週刊少年ジャンプからウルトラジャンプへとだ。
少年ジャンプが荒木先生を手放した理由として、ジョジョファンが大人になったということに加え、
齢50に差し掛かる同氏が週20ページ、月にして80ページがキツイとのことが挙げられる。
確かにウルトラジャンプは月刊誌で、一話60ページである。
ペース的に一月20ページも減ったのである。
しかしどうだ。荒木飛呂彦はその20ページ分をサボらない。
その余ったパワーをすべて画に注ぎ込む。
どうか単行本をご覧頂きたい。5巻あたりから画力が飛躍的に向上しているのだ。
ベテラン漫画家とは思えない飽くなき探究心。
ところでジョジョのテーマは人間讃歌である。
まさに荒木飛呂彦の生き方こそが、人間讃歌であると私は強く思う。
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[投稿:2012-04-24 02:08:07] [修正:2012-04-24 02:08:07] [このレビューのURL]
8点 ルカさん
ジョジョが好きならSBRもハマる。(まぁSBRもジョジョ7部だけど)
逆にSBRが好きならジョジョもハマるはず。
ジョジョを読みたいけど古いし巻数多いし面白いかどうかもわからないし…
って人はまずはSBRから読んでみてもいいと思う。
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[投稿:2012-01-23 00:26:17] [修正:2012-01-23 00:26:17] [このレビューのURL]
10点 4210さん
少数派みたいですが、7部が一番好きです。
ほかの方があげてるように、伏線未回収や能力の複雑化はあったがそれを考慮に入れても圧倒的な面白さがあった。
なぜこんなに主人公たちに魅力があるのか不思議でならない。
なぜ受験生なのに一気読みしなければならないのか分からない。
最初はアンチジョジョだったのに、今となっては全巻揃えたくなってしまっているのが・・・自分でも何が起きたのか分からない。
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[投稿:2011-12-20 19:01:47] [修正:2011-12-20 19:01:47] [このレビューのURL]
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