あらすじ
現代より500年近く前。漁師の湧太は仲間と共に浜に流れ着いた人魚の肉を面白半分に食べてしまう。すると仲間は次々に死んでいき、湧太だけが生き残り不老不死の体を手に入れる。永遠の『生』が、人と交われぬ永遠の孤独をその身に背負う。元の人間に戻るには、人魚に会う事と聞かされ湧太は人魚を探すあての無い旅を続ける事になる。
備考
「るーみっくわーるど すぺしゃる」として「人魚の森」「人魚の傷」の2冊を出版するも、3巻目の「夜叉の瞳」の発売に合わせて「人魚シリーズ」とタイトルを改めコミックサイズで「人魚の森」「人魚の傷」「夜叉の瞳」を出版。
シリーズの総称を踏襲して漫画タイトルを「人魚シリーズ」とします。
1989年に第20回星雲賞コミック部門を受賞。後にOVA、テレビアニメ、小説、ラジオドラマ化された。
人魚シリーズのレビュー
6点 居酒屋さん
さすがによく出来てる
とくに最初の話と姉妹の話は好きです
未完終了じゃなくてもっと書いてほしい
謎っぽいのもあるし
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-09-07 18:45:10] [修正:2008-09-07 18:45:10] [このレビューのURL]
8点 kenkenさん
マイナーだけど秀作
「火の鳥」のように人魚よりそれに関係する人間達の愛憎劇がメイン
テーマも火の鳥と同じく不老不死だが、こちらのほうがスケールが小さい分、濃い人間模様が展開されている
人魚の森の話は女だから描けたのだろう。人間の嫌らしさがねっとり
高橋留美子の話作りの幅の広さがわかる作品
でも設定上仕方無いとはいえ主人公は死にすぎ
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-07-17 23:17:35] [修正:2008-07-17 23:17:35] [このレビューのURL]
8点 今、気楽さん
未完終了は公式に発表されたんでしょうかね?
1ポンドの福音の例もあるし、完結の可能性は否定できないと思いたいんですけどね・・・
ただこの作品の完結は作柄から見ても湧太、真魚の死亡ですかね?まぁそんなラストも全然嫌いじゃないですけど
ギャグなしのシリアスストーリーも全然読める!と高橋留美子先生の実力を再認識させられた、特に舎利姫は最高でした、あのエピソードだけでスピンオフを書けるんじゃないかってくらい設定が神懸っていました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-06-30 14:33:16] [修正:2007-06-30 14:33:16] [このレビューのURL]