BECKのレビュー
7点 bugbugさん
音楽という難しい題材を選んだことをまず、評価したい
ロックが持つ魅力を十分に伝えることができているし
バンドの苦悩葛藤の描写も上手い
主人公とバンドの成長記録のような漫画なのだが
中学生編での
いじめの描写、バンドの問題、友人関係の苦悩は本当に面白かった
中盤から後半にかけてマンネリズムに陥っていたことは
否定できないが
比較的きれいに完結しているかと
うんでも、ギター一本で解決してしまうのはちょっと納得いかないかな
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[投稿:2009-01-25 14:57:47] [修正:2009-01-25 14:57:47] [このレビューのURL]
7点 飛魔人さん
音楽の話はよくわかりませんが、絵はうまいし、文字は少ないし、展開が速いのでサクっと34巻読めるかと
アメリカギャング?にはモデルがいるらしいけど
日本人プロデューサーもモデルがいるのかな?
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-12-03 04:30:09] [修正:2008-12-12 03:11:34] [このレビューのURL]
8点 アインさん
理屈や理論ではなく、インスピレーションやフィーリングによって奏でるBECKの音楽はまさしく真実だ。
純粋に最高の音を求める彼らの姿は作者の目指したカッコよさであり、同時に自身が求めたカッコよさだ。
ライブで彼らが与えてくれた高揚感や感動は作り物ではなく、まさしくリアルだった。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-01-06 19:15:12] [修正:2008-10-17 23:35:19] [このレビューのURL]
9点 54-71さん
ぼくが小学生くらいからやっていて、ずっと読んできた漫画のひとつです。
ストーリーはバンドを題材にした王道を突き進む青春ドラマです。一番の成功は既存のロックマンガにありがちな普通じゃないロックンロール人間(竜介みたいな)ではなく普通の男の子を選んだことだと思います。
出てくる元ネタバンドや作者の年齢を考えると20、30代のオルタナ畑のひとが音を創造しながら読むと一番おもしろく読めると思います。
個人的な名シーンは第一回「36TH CHEMBER]のときの竜介参加のライブです。音的にはRATMの「STREET FIGHTING MAN]を想起させてくれます。
小ネタではアヴァロンフェスのとき黒木が「コンヴァージ」のパーカーを着ていたことです。
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[投稿:2008-10-08 12:45:24] [修正:2008-10-08 12:45:24] [このレビューのURL]
6点 Mikky-Dさん
音楽を主題とした漫画。少年誌連載ということで、作者の他の作品と比べるとやや異色。もちろん、それが悪いわけではなく。
また、シュグナイトの件を指摘している方がいらっしゃるように、実在のミュージシャンの逸話やグループ名、ライブハウス等々を各所でパロディ化している点や、例えばNYドールズのくだり(真帆の化粧)等、元ネタ知っているとクスッと笑ってしまうような表現は、作者の音楽の趣味が感じられ、大いに評価できる。ただ、それがやや広く、浅いように一部感じる(あえてそうしたのかもしれないが)。
ひとつだけ言いたいのは、関連アニメやCD等は、この漫画に関してだけは絶対に作ってはいけなかったのでは。何らかの実在する「音」とイメージが結びつけられる可能性を伴うようなことは絶対にやってはいけなかったように思う。もしアニメ等でこの作品のイメージと同時に何らかの音楽を聴いてしまった人が、この漫画を読んで想像力を働かせる際の妨げとなる危険性があるのは明らか。
テレビや映画などにない活字や漫画の良さは、読者が強く想像力を働かせることができることだと考えているので、せっかく「音楽」という漫画作品として珍しいテーマがあるだけに、この点は実に残念。
この作品の中で演奏される音楽は、読者それぞれの頭の中でのみ流れるべきだった。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-10-02 20:15:05] [修正:2008-10-02 20:15:05] [このレビューのURL]
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