Pumpkin Scissorsのレビュー
3点 souldriverさん
薦めてくれた知人には悪いけど、これは…全く肌に合わなかった。
なるほど、確かに敵にも主人公たちにもそれなりの主義や主張はあるらしい。ただそれが総じて薄っぺらい。
主人公たちの向かう方向性があまりにもぼやけてはっきりとしておらず、それなのに当の本人たちは出どころ不明の信念と腕力だけで問題を解決していってしまう。そしてそれをやんわり肯定してしまう周囲の空気。
そんな戦後の混乱期というシビアな情勢には場違いすぎる、ある意味「天然」な世界に完全に置いてけぼりをくらってしまったという感じ。このノリがどうも理解できない。
まあこれはこれで、絵柄が好みに合いさえすれば意外と楽しめるのかも…。
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[投稿:2008-01-16 23:24:13] [修正:2008-01-16 23:24:13] [このレビューのURL]
3点 ごまあぶらさん
勧善懲悪は好きではない。
だが、それを逆手に取った策もやりかたによっては悪く見える。
悪の定義が難しいからだ。
敵という存在を作り出して、物語上でたたきやすいように悪の定義をすりつけ、読者にカタルシスをあたえる。
では、悪ではないものを敵にするためには? 主人公の悪を正義に見せるためには?
さて、この物語、ややこの言葉に踊らされていないだろうか。
戦争終了後の貴族の処理班というみかたはいい視点だとおもう。
だが、純粋すぎる。
皇国の守護者のま逆をいっている。
カタルシスが得られない。
奇麗事はいらない、と作中でも定義されていそうだが、それに悩むこと自体贅沢だと思うのだ。
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[投稿:2007-11-21 23:49:43] [修正:2007-11-21 23:49:43] [このレビューのURL]
8点 橙木犀さん
この作品の見所は主に2つだと思います。
その1つが、陸情3課のアリス少尉とオーランド伍長の関係。
一本気で自分に厳しく、いっそ清々しいまでに理想と信念に忠実なアリス少尉。
そんな少尉と3課に希望を託し、自分の全てを使って少尉を守ることを自分自身に誓っているオーランド伍長。
信頼だけではない、恋とも少し違うような、不思議で強い絆で結ばれた二人の間には、いつも“戦争”が横たわっている。
戦場を知らない少尉と、悪夢に襲われ、肉が食えなくなるほどの悲惨な戦場を生き抜いた伍長。
障害はそれだけではない。
伍長の身体に隠された秘密や、身分の大きな隔たり。ですから、どういう結果になるのか予想も出来ませんが、悲しい結末だけにはならないで欲しいと願うばかりです。
もう1つの見所は、不穏な影を見せる“銀の車輪結社”。
どうやって、彼らの陰謀をはね除けるのか。
絵が少し荒いですが、一面的でない物語の構成や、味方だと思わせておいて実は…という、起伏に富んだ展開にこれからも注目していきたいです。
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[投稿:2007-10-11 10:47:43] [修正:2007-10-11 10:47:43] [このレビューのURL]
5点 ラヴィレさん
初めの方はすごい楽しく読んでたんですが
なんか最近つまんない気が・・・。
つーか戦車が出すぎ。
今後面白くなって欲しいなあ・・・。
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[投稿:2007-04-06 23:39:56] [修正:2007-04-06 23:39:56] [このレビューのURL]
5点 ITSUKIさん
久しぶりに立ち読みですが読んだ感想。
初期より絵が荒くなってて読みづらくなっていっていると思います。。
重そうな話でしたが、機会があればまた続きを読んでみたいです。
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[投稿:2006-11-17 00:00:53] [修正:2008-07-22 13:44:32] [このレビューのURL]
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