ブッダのレビュー
5点 臼井健士さん
「火の鳥」「アトム」「ブラックジャック」等と並ぶ手塚先生の代表的長編作品。
所謂「釈迦の生涯」を描いた作品です。
つまり・・・世界三大宗教のひとつ「仏教」がメインとして登場するわけです。
現在のネパールに王族として生を受け、何不自由のない生活を約束されていた聡明な王子が「社会の矛盾」「貧富の差」「身分差別」等の現代社会でも問題として挙がる現実を知って、人々の真の救いとなるべく、教えを探求すべく旅立つ一代叙事詩。
スケールの大きさ・テーマは流石の「手塚作品」なんだけれど・・・・この作品は厄介なことに「宗教」という普段の私に縁遠いものを主題としているためか、あまりにも独特で、登場人物の運命が悲惨な末路の者も多いため「とにかく読みにくい」のである。
作品としての完成度・フィクションとノンフィクションを絡めて描く仏陀の生涯・脇を固める登場人物たちの運命の流転・・・・等のドラマの構成は骨太で、手塚先生の実力の程はイヤというくらいに知れますが、やっぱり上記の他作品と比して読み辛い「独特の雰囲気」があることを否定できません。
よって私は「普通」評ですが、図書館に置いてあって何の不思議も無い「名作」であることもまた「間違いの無いところ」だと思います。
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[投稿:2010-07-17 22:55:39] [修正:2010-07-17 22:55:39] [このレビューのURL]
10点 auto_arrayさん
創作部分が結構あるにしろ、
火の鳥とならび、手塚治虫の2大傑作であることには間違いないと思う。
「木や草や山や川がそこにあるように人間もこの自然の中にあるからにはちゃんと意味があって生きている」
「あらゆるものと・・・つながりを持って!」
「もし おまえがいないならば何かが狂うだろう お前は大事な役目をしているのだ」
この3コマとそれにつづく1ページ
どんなお経よりもどんなすごい説法よりも説得力のある、心に残るページです。
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[投稿:2010-06-26 00:41:39] [修正:2010-06-26 00:41:39] [このレビューのURL]
9点 あんりさん
すごい
感動した
手塚の仏陀像が一番好きかも
アッシジが、もう…
宗教的偏見を持っている人に読んで欲しい
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[投稿:2007-05-31 02:31:27] [修正:2010-05-24 21:54:17] [このレビューのURL]
10点 はっちんさん
ブッタ格好良すぎ。
フンドシ似合いすぎ!!って思う。
宇宙の前は何があったの?くらい
死んだら何処へ行くの?っていうのは
永遠に無謀な題材だけど
輪廻転生がホントにあるとしたら
次の新しい自分が楽しみ。
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[投稿:2010-04-13 09:35:32] [修正:2010-04-13 09:35:32] [このレビューのURL]
6点 daizouさん
前半特におもしろい!!
後半話がブレて行くんだけど、手塚自身の悩みや
考えの変化を感じてそれはそれで好き。
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[投稿:2009-10-23 18:03:49] [修正:2009-10-23 18:03:49] [このレビューのURL]
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