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6.74点(レビュー数:81人)

作者ひぐちアサ

巻数32巻 (連載中)

連載誌月刊アフタヌーン:2003年~ / 講談社

更新時刻 2011-07-14 21:15:48

あらすじ 「オレ……オレ……がんばってるって思う?」オレらのエースは暗くて卑屈(ひくつ)。勝つために、弱気なエースのために。行け、オレら!読むとためになり、しかも血湧き肉躍り涙する。本格高校野球漫画!

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おおきく振りかぶってのレビュー

点数別:
21件~ 25件を表示/全81 件

4点 金魚さん

「野球好きなら楽しめる」という噂を耳にして、それならばと読んでみましたが…。
リアルなようでリアリティのない作品、というのが一番の印象。自分が元高校球児なので言えますが、この作品に出てくるような爽やかでピュアな高校球児は現実にはそうそういないと思います。奴らはもっとずる賢かったり、ドロドロしてたり、もしくは何も考えてないアホだったりします。
あと、ところどころ経験者からすれば「ん?」と思うような描写があったのも残念。たとえばサードランナーがファウルライン上にリードをとってたりとか。普通はフェアゾーン内で打球にあたらないようにファウルゾーン側にリードを取ります。リアル志向なだけにかえってこういう細かいところのミスが目立ってしまっています。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-07 01:09:42] [修正:2010-07-07 01:09:42] [このレビューのURL]

3点 sanさん

何冊も野球マンガは見てきましたが、このマンガは好きになれませんでした。最初はまだ新しい野球マンガな雰囲気で楽しめましたが、途中からは
イライラが先走り読む気にもなれず断念した初めてのマンガです、新さは感じますので時間つぶしぐらいにはなると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-05 09:29:53] [修正:2010-06-05 09:29:53] [このレビューのURL]

8点 さかさん

話の展開ももちろん好きなのですが
なにより私個人としては登場人物たちがたまらなく好きです!
一人ひとりの考えに
「あぁ、わかる!」
ってなって読みながらにやにやしてしまうこともしばしば。
素直な人たちばかりで、読んでいて(言いすぎかもしれないけど)心が洗われる気がします。
また部活をやりたくなってしまうかんじでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-29 21:28:06] [修正:2010-05-03 20:34:20] [このレビューのURL]

5点 よぴーさん

一言で表すと少女マンガ×野球って感じかなー
確かに選手たちが試合中に繰り広げる心理戦はこの漫画の楽しみのひとつだと思う。それと魅力的に描かれてるキャラクターが多く、加えてTHE高校野球って感じのひたむきさ、不良部員て何ですか?って感じ。

た・だ・し、この漫画がリアルに描かれているかといえば答えはNO。
おそらく作者は、この漫画を描くまで野球よく知らなかったんじゃないかと思われる。
寄せ集めの(確かみんな経験者だけどね、)中学出たての一年生チームがシード校に勝つのは、まずないでしょう。
いくら、コントロールが抜群だとしても100キロ程度の少し変化するまっすぐにシード校の打者が対応できない訳がないです。(まあシード校のレベルにもよりますが・・・)
この漫画の舞台は埼玉県ですが、埼玉の高校野球レベル実際に見てきて、高いです。以前、MAX140キロ投げる投手が、埼玉ベスト16のチームに10点以上とられたのを見たことがあります。そのぐらい高いんですよー、実際には。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-10 02:08:06] [修正:2010-03-10 02:08:06] [このレビューのURL]

8点 パンダマンさん

 ちょっと前に久々に週刊少年マガジンを読んでみたら、7割以上がスポーツ漫画という異常な状態。しかもどっかで見たことあるテイスト。そのテイストの大本と言っていいのがこの「おおきく振りかぶって」でしょう。この作品は、少なくとも講談社にとってはスポーツ漫画に革命をもたらした金字塔のようです。

 スポーツ漫画の問題はスポーツにはルールがあって、これを読者が知らないと楽しめない事です。
 この漫画以前は複雑なルールやシーンの解説はナレーションが入ったり、説明役の玄人記者なんかを登場させたり、練習試合でも現れる不自然なアナウンサーが定番でした。これらは折角盛り上げた流れを壊してしまう弱点がありました
 この作品は、ルール、ゲーム展開を全部選手達の緻密な心理戦にもって来たことで読者は試合の流れを壊さず、むしろ加速して読んでいく事ができます。しかも野球の深い部分の魅力も感じ取れるというスポーツ漫画の理想型を作り上げました。作者の緻密な心理描写が面白いところにマッチした結果なんでしょう。
 心理描写のうまさは選手をとりまく世界を描く所にも発揮。選手達の親や、友人を丁寧に描く事で、部活の空気感がうまく出ていて、ついつい学生の頃を思い出しました
 ただ、この作者は男の心理は苦手なようです。男からみると乙女回路内蔵された純情選手はちょっと違和感がありますが、まぁそれもこの作品の魅力に比べたら微々たるもの。
 これからもどんな野球の魅力を見せてくれるのか、元祖?だれでも楽しめるスポーツ漫画として楽しみです

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-21 00:37:52] [修正:2010-02-21 00:37:52] [このレビューのURL]

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