シグルイのレビュー
8点 パンダマンさん
もう狂ってる。出てくる奴出てくる奴、おっかないくらい狂ってる。
死を賭けたやりとりはここまで人間を狂気に追い込むのかってくらいビリビリしたヤバさが伝わってくる。
だからなのか、笑顔がすごい怖い
登場人物の誰かが笑っただけで、いやーな空気が漂う
血なまぐさい行いの前兆みたいな感じでドキドキしてくる
後、よくわからないけど、表紙とかで腸が飛び出る。たぶんパッと開いたページにも飛び出してるはずだ。なに表してるのかわかんないけど狂ってる感はでてる
ものすごい狂気の密度は、なぜか読むのを止まらなくなるさせる
この作者どっかおかしいけど、すごいな
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-11-29 04:34:10] [修正:2006-11-29 04:34:10] [このレビューのURL]
7点 はと時計さん
設定はシンプルだが、実に奥深い。
最初のシーンで今後の展開
を示唆するような描写をしたにも関わらず、
なお混沌として先のよめない面白さがある。
また、剣士の持つ狂気が見事に表現されている。
さらに道場に潜むマゾヒズムの描写は秀逸で、
物語の奥行きを一層深めている。
構成力があって見せ方が上手いので、そうした要素
を詰め込んでも軽やかで凛とした物語に仕上がっている。
期待の一作。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-11-18 23:46:09] [修正:2006-11-18 23:46:09] [このレビューのURL]
7点 ごまあぶらさん
噂通りのイカレよう。
狂いっぱなしは、むーざんむーざん。
臓物撒き散らし、むーざんむーざん。
脳漿落ちてきて、むーざんむーざん。
切り刻まれて、むーざん。
素手で身体をもがれて、むーざん。
壊れたカラダ、ココロ、ひとひとひと、むーざんむーざん。
死狂い。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-05-15 08:07:03] [修正:2006-05-15 08:07:03] [このレビューのURL]
8点 水鏡さん
その濃い絵柄は完全に人を選ぶのですが、
絵のインパクト以上に中身は狂った漫画です。正に死狂い。
生々しくもどこか現実から浮いている描写。
というか虎眼流は完全に現実離れしているのですが、
それもどうでもよくなるぐらい激しく、それでいて静かな物語の流れ、
更にそれを彩るハジけた登場人物達も十分な魅力を持っています、
しかし何よりそれを支えるのがナレーションです。
冷静かつ独特な言い回しの語り口がこの漫画の雰囲気を作り出しています。
こういう真面目な顔でどこか狂った表現をするような人(?)は大好きです。
ちなみに原作は未読です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-01-20 09:30:04] [修正:2006-01-20 09:30:04] [このレビューのURL]
10点 メカノイドさん
「覚悟のススメ」の異能:山口貴由先生が描く残酷無残時代劇。
といいながらも、ただグロテスクなわけではなく、美しい!
見事なまでに綺麗に描かれた肉体と内臓と血液のリアルさには
誰もが驚く。そしてなんといってもそのリアルさを追求した
うえに、冷たくも熱い物語がそこには存在している…。
そのリアルなまでに過激な描写は誰をも惚れさせる威力がある。
肉体の線画もさることながら、影付けや間合いの描写も最高!
点数の参考表にもある通りこの作品への10点の理由といえば
「漫画というメディアを超え魂を揺るがし、人生に影響する」
ほぼ上記内容に当てはまる作品なのだ。読む人を選ぶ作品だとは
思うが、この作品を一度手にして損はない。
山口先生の熱き魂を、そして先生最高傑作を心して読むべし!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-10-26 19:15:02] [修正:2005-10-26 19:15:02] [このレビューのURL]
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