鉄コン筋クリートのレビュー
9点 健太(99)さん
普段同じ人が書いた漫画は2種類までしか買わないと決めているんですが、これを読んで4種類まで買いました。
ピンポンもそうですが松本大洋の書く漫画読めば読むほど面白さに気づかされる。
それが特に大きかった漫画です。
見所はなんといっても二人が離れ離れになってからの気持ちの動きです。
ピンポンを先に読んでから呼んだほうが、感性に響くと思います。
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[投稿:2006-06-09 07:33:31] [修正:2006-06-09 07:33:31] [このレビューのURL]
5点 イースト菌さん
松本大洋さんらしさが前面に出ている作品。
どちらか一方では生きていけないクロとシロ、けれど互いに壊してしまう。
松本大洋さんらしい作品ではあったが、これといった印象は残らない。
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[投稿:2005-06-20 03:40:11] [修正:2005-06-20 03:40:11] [このレビューのURL]
8点 noriさん
しょっぱなから松本ワールド全開。
他の松本作品もそうだが特にこの作品はあくが強いので
うけつけない人は絵だけで手をつけれないかもしれない。
僕はこの独特の世界観にはまることができ3巻読み終えた後に
改めてこの作者の才能のを確認させられた。
ハードボイルドな街の住民達、毒の入ったギャグ
作品にこめられた強烈なメッセージ性、クロの苦悩。
これらを見事に絡みあわせてひとつの作品にしている。
がやはり多少エキセントリックすぎであることは否定できず
個人的には舞台を卓球に限定し密度を濃くしたピンポンのほうが好み
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[投稿:2005-06-04 00:36:02] [修正:2005-06-04 00:36:02] [このレビューのURL]
7点 団背広さん
後の作品に比べまだ荒っぽさが目立つが、それが気にならないくらいハッとする表現が多くて普通に読める。
この物事の切り取り方は新しいし、ある種の核心を突いていると思う。
クロとシロは片方だけではバランスを取れない。黒だけでも白だけでも駄目だ。
それは多分、我々も同じなんだろう。
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[投稿:2005-05-13 20:46:22] [修正:2005-05-13 20:46:22] [このレビューのURL]