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5.81点(レビュー数:71人)

作者高橋しん

巻数7巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:2000年~ / 小学館

更新時刻 2011-01-12 14:08:44

あらすじ 時代背景が「現在」の戦争中の日本。
普通の高校生のはずのシュウジとチセ。彼らの心にも戦争が大きくのしかかり、覚悟を決める時代。

チセの口癖は「ゴメンナサイ」だった。ドジで背が小さく、あまりしゃべらない「彼女」。
ある日シュウジが友達たちと札幌へ買い物に行くと、空襲に遭ってしまう。
そこに現れた日本の最新式の兵器。ソレは敵を打ち落とし、地に舞い降りた。
白煙に包まれたそれは間違いなくシュウジの「彼女」だった。
「ごめんね、シュウちゃん。あたし、こんな体になっちゃった」

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最終兵器彼女のレビュー

点数別:
51件~ 55件を表示/全71 件

7点 XTCさん

6巻がすごくよかった。
7巻が抽象的すぎて心に届く前に頭で意味を考えちゃったもんだからテンションが下がってしまった!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-31 23:03:26] [修正:2006-12-31 23:03:26] [このレビューのURL]

5点 さん

ただただ悲しい話という感じ。
読み終わった後も自分には特別何も残らなかった。
実写映画の方も観たけれど、ラストだけは映画の方が良かったかなぁ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-31 22:54:32] [修正:2006-12-31 22:54:32] [このレビューのURL]

6点 松本さん

要はラブコメの「コメ」の部分が最終兵器云々になった話です。
ちせとシュウジがセックスできるかどうかの漫画です。
情緒のないレビューですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-21 06:04:46] [修正:2006-11-21 06:04:46] [このレビューのURL]

6点 friendstudioさん

自分の周りの人間にこのタイトルを話すと、読んだものは皆「あれはいいよ」と返し、「俺一晩中泣いた!」なんてヒトもいたり、なんだか自分の周りでは伝説化されていた作品でした・・・。で、あらすじ自体は文字にしてここに書いても、面白くもなんともない退屈な漫画なのですが(笑)とにかく表現力と演出が超一流!「ほ○のこえ」の元ネタはこれだったんですn(死)
設定自体は超B級甚だしく(笑)、第一巻の第二話、「はぁぁぁぁぁぁ!?」(読んだことがある方ならどのシーンか分かるはず)は、さすがに、あまりに、そりゃあないでしょ・・・。三巻くらいまでの緊張感のさっぱり無い、ひどく落差のあるストーリー展開はグダグダで、ここで読むのをやめちゃうひとが居ても仕方が無いかと・・・(腐りきったラブコメ臭的な書き方も、ちょっと・・・)。とはいえ、この作品の本当の展開は、地震で街が崩れてから。第五巻での、次々と息絶えていく\"大切なヒト\"のエピソードや、第六巻の逃避行、そして運命の最終巻へ、それぞれのエピソードはバラバラではあるのですが、それまでがウソだったかのような見事な珠玉の物語群となっています。
この作品の最大の特長は圧倒的な演出力。今まで漫画の演出の最高潮は巨人の星だと思っていたのですが(笑)この作品がぶっちぎりで抜き去りました。「ページをめくる」ということを意識した演出手法、文字を背景に流すモノローグ、手前がちゃんとボケてる映像的な描写・・・デジタル作画をフルに生かした、度肝を抜かれる大胆な演出には時に鳥肌さえ立ちます。しばらく読んでから「目次」が現れたり、四ページまるまる黒で塗りつぶしたりと、大変僕好みな(笑)ムチャクチャな演出から、単行本としての、そして一冊の本としての芸術性の高さを感じました。核のシナリオでは、物語の主人公である二人の距離自体を「世界」と捉え、それを思いっきり引き伸ばす手法を使ってます。もしかしてこの作品が元祖なのでは?それのために他の設定を漫画から徹底的に排除したためストーリー的にツッコミどころ満載にはなっていますが、これはこれでアリにも思えてしまうくらい、「二人のあいだ」という独特の世界観がきっちりしています(前半の巻より後半の巻のほうがカッチリしてて僕好みですが)
読破後、ネット上のレビューをぐるぐる回ったのですが、この作品を「反戦モノ」と捉えるのはちょっとどうかなぁとここで書いてみる。背景も設定も詳細も呈示されないまま、残虐で退廃的なシーンくらいしか書かれていない以上、この作品の戦争の捉え方はあくまで「二人を引き裂く恐怖や舞台」であるので、すなわちその程度にしかこの作品では戦争のことを考えてないのでは・・・?
各シーンの完成度の高さはさきほども書きましたが、あらすじ自体は最後の最後までまでグダっとしています。個人的にはあのシメ方はちょっと微妙ですたい。あ、あと最後に・・・この作品を読んでいると、なぜか映像的なインスピレーションを受けます。そっちに興味のある方は一度お読みあれ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-11-19 20:52:44] [修正:2006-11-19 20:52:44] [このレビューのURL]

1点 American418さん

凄い好きか、それとも嫌悪してたまらない位嫌いか、
両極端とも言える作品。(自分は嫌いだった)

普通の女子高生が突如として
最終兵器になって人をバンバン殺しまくるとか、
有り得ない位にずば抜けた科学力とか、
そもそも何故あんな世界戦争をしてるのかとか、
説明不足のシーンがあまりにも多すぎて理解不能だし、
戦争シーンも「軽さ」を感じたし、
こんな恋愛的シロモノを戦争物として取り扱って欲しくはなかった。

なんで「二人の恋愛」のためだけに
多くの人がその犠牲になんなきゃいけないんだろうか?
それは自己中心的で偽善だと思うし、おかしいと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-09-15 15:00:46] [修正:2006-09-24 13:48:40] [このレビューのURL]

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