喧嘩商売のレビュー
8点 議長さん
格闘技マンガは数多くあるが、ここまで完全に「喧嘩」を前提においたスタンスは意外と新鮮。他の同ジャンル漫画はどちらかといえば「異種格闘技戦」寄りの場合が多い。
その「喧嘩」が非常に細かく丁寧に描かれており、暴力的で荒々しい喧嘩ではなく高度で戦略性のあるそれを楽しめる。特に心理描写は秀逸。
第1部の山である金田戦は伏線、直前の煽り、二転三転した試合、試合後のエピローグまで全てが完璧。
時々ギャグパートに脱線するが、それはそれで閑話休題的なものがあり不快にはならない。というか面白い。
時事ネタ、芸能ネタ、主人公の毒舌も痛快。
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[投稿:2010-09-11 22:11:25] [修正:2010-09-11 22:11:25] [このレビューのURL]
8点 オカシューさん
このサイトの方々とは(多分)真逆のマンガの読み方をする人がいる。
きっとそんな読み方に顔をしかめる紳士もいらっしゃるだろうと想像する。
「読み捨て」である。まさに文字通り。
週刊誌だけではない。単行本(コミックス)もである。
通勤途中や会社の昼休みに読み、終わればゴミ箱へドサッ!である。
(最近は中古ショップが盛況なので単行本は捨てずに売るのであろうか。それも同じような事であるが)
漫画イコール暇つぶし、という位置付け。
もちろんそれを非難するつもりは毛頭ない。
確かにマンガの読み方として昔から存在している。特に4コママンガ等、週刊雑誌も含めそういう側面を持っている。
特におじさん達にはそんなスタイルを持つ人も多くマイナー系成年週刊誌なんかがそんな読み方をされていると感じる。
一方、少年誌でも「読み捨て」系マンガを描く漢(おとこ)がいた。
その名を木多康昭。その根拠となるマンガスタイルは。
1年後には劣化するであろう刹那的芸能ネタ。常識人は単行本所有をためらうのではないかと思われる程のお下劣な下ネタ。
その作風、デビュー作から変わらず「読み捨て」少年マンガのフロンティア(?)だと私は思ってきた。
その木多先生がついに青年誌デビュー。それがこの「喧嘩商売」だ。
相変わらず楽しませていただいていたのだがスタイルは変わらずと思いきや数巻を経てその作風に変化が生じた。
格闘マンガの要素が本格的に導入。
しかもそのレベルは他の同系統格闘マンガを凌駕しているのだ!
格闘系マンガ好きには是非読んでもらいたいと願う。
極めたと言われる程の下品な下ネタ、パロディも「真夜中の男だけのY談」と割り切り受け止めてもらえるならば、その笑いのセンスの良さに気付いてもらえるハズだ。
扱うネタはお粗末でも料理の腕が高レベル。それに加えて「読み捨て」ともう言わせないのめり込める格闘シーンも加わった。
タレント、芸能人が「化(ば)けた」と言われる事がある。
突然売れ始め人気者になった場合だ。彼らの中で何かが変わったのだ。
そう、それはマンガ作品でもありうるのだ。
対金田戦は完璧。ラストまでもの凄い。
「喧嘩商売」は化けた。
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[投稿:2010-04-13 00:26:52] [修正:2010-04-13 19:48:45] [このレビューのURL]
0点 トーマスさん
ギャグが寒すぎですなwww
パロディ多様は自らギャグセンスがないと吐露してるのと同義ですなww
喧嘩のシーンも退屈ですなwww
パソコン使って上手く見せようとしても根本の画力の無さが動きの無い
戦闘描写で露見してますなww
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[投稿:2010-04-06 13:56:08] [修正:2010-04-06 13:56:08] [このレビューのURL]
7点 あんりさん
この作者に(正当な意味で)涙を誘われることになるとは・・・
不覚。
最初は格闘もギャグパートも面白かったが
次第に前者のほうが熱く盛り上がってきたので
作者特有のパロディネタがどうでもよくなってしまった
全体のテンションを維持するために必要なんだろう
だが鬱陶しいので減点。
単行本の冒頭に週刊誌には載らないエピソードが導入されているので
こちらをおすすめする
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[投稿:2009-12-20 14:49:38] [修正:2009-12-25 16:49:34] [このレビューのURL]
8点 居酒屋さん
ネタもバトルも大好きです
どちらか一方しか受け付けない人にはちと苦しいかと思いますが
私にはどちらも大ヒットしました
無事完結すれば名作となると確信してます
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[投稿:2009-09-26 22:04:07] [修正:2009-12-12 17:39:37] [このレビューのURL]
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