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7.94点(レビュー数:100人)

作者手塚治虫

巻数25巻 (完結)

連載誌週刊少年チャンピオン:1973年~ / 秋田書店

更新時刻 2012-05-15 20:17:54

あらすじ B・J(ブラック・ジャック)の異名をとる天才外科医、間 黒男。しかし彼は医師免許を持っていない(モグリ)である。

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ブラック・ジャックのレビュー

点数別:
51件~ 55件を表示/全86 件

10点 ttnkさん

手塚治虫の代表的な一作。漫画の上手さを感じる。
一話完結モノが基本。
構成、流れ、まとまり等、週刊連載の上に掛け持ちで行われていたと思うと信じられない。
ブラックジャックの医師としてのジレンマや葛藤が僅か20ページに凝縮されている。
シリアスな内容も多いが、ムードメーカー的なピノコの存在に癒されることも請け合い。
好きな人には文庫・新装版未収録の話も探して読んでみて欲しい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-08 11:42:08] [修正:2009-02-08 11:42:08] [このレビューのURL]

7点 bugbugさん

生命倫理と人間愛
この二つが本作の根底にあるテーマだと思います

人間愛はヒューマンドラマとして描きだされ
さすがは御大。無理に派手な描写をせずとも見事にテーマを浮き上がらせる
法外な料金は、物欲主義に傾倒した現代社会へのアンチテーゼとして描かれていると私は考えます

生命倫理については
今なお、しきりに議論される題目を作品の中で問いかける
例えば尊厳死については、議論の果てが見えないし
きっと画一的な答えを用意することはできないでしょう

決して多くないページの中に、一つ一つ問いかけを詰め込む
一話読むごとに、手が止まってしまいます
サクサクっと読むには最も向いてない漫画じゃないでしょうか

「どんな医学だって、生命の不思議さにはかなわん。
人間が生き物の生き死にを自由にしようなんて、おこがましいとは思わんかね・・・」
本間博士の名言がズシリと胸にのしかかります

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-29 05:15:16] [修正:2009-01-29 05:18:29] [このレビューのURL]

5点 れのーんさん

小学校のころ図書館にあった数少ない漫画だったので見ていたのですけどなんか読んでるうちに飽きてくるんですよね。
そして今もブックオフで立ち読みしてみたんですけどやはり5話くらい読んだところで飽きて読むのをやめてしまいました。
めぞん一刻といい、自分には昔の漫画はあわないのだろうか・・・。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-11-15 23:40:08] [修正:2008-11-15 23:40:08] [このレビューのURL]

10点 Kino.さん

生と死というテーマを描いた漫画として最高傑作だと思います。この後の同じようなテーマを扱うすべての漫画がこの漫画の影響からは逃れられないと思います。
人間臭くない容貌でありながら、どの漫画の主人公よりも人間臭い登場人物であるブラックジャックが利己的でありながら人間的に描かれているからこそ、共感しうる部分が大きいのだと感じました。正義の味方という書き方をすると語弊があるかもしれまえんが、彼は間違いなくヒーローです。現実的な手術だけではありませんが、手塚先生の描く物語の中には必ず現実的な問題が扱われています。そのような人倫としての道をいくブラックジャックに人生を送る上での大きな影響を受けました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-29 18:05:27] [修正:2008-10-29 18:05:27] [このレビューのURL]

9点 Mikky-Dさん

 一話完結ものとしては最高峰の作品かと。ただ、個人的には何故かピノコの出てこない話のほうが圧倒的に面白く感じる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-02 16:20:47] [修正:2008-10-02 16:20:47] [このレビューのURL]

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