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6.92点(レビュー数:40人)

作者迫稔雄

巻数49巻 (完結)

連載誌週刊ヤングジャンプ:2006年~ / 集英社

更新時刻 2012-08-21 12:43:52

あらすじ 借金取りに追われる青年・梶くんの前に現れた謎の男・斑目貘。自らギャンブラーと名乗り、借金返済を手伝うと豪語する貘は、闇カジノへと乗り込む。さらに謎の組織”賭郎”まで出てきて・・・!?

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嘘喰いのレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全40 件

9点 ほんまぐろさん

「ギャンブル漫画」と言うジャンルに捕らわれないギャンブル漫画だと思います。裏社会において、ギャンブルで勝ったからと言って、それを力づくでうやむやにされないとは限らない。そういう前提が根本にあり、なので自然とバトル描写も盛り込まれるようになります。しかしバトルと言っても、少年漫画でよくある技名を叫びながら超能力を繰り出すような物ではないため、違和感なくマッチしていると私は思います。
またこの漫画でなにより注目してほしいのは、その構成の無駄のなさと読み返して気づく伏線です。「この作者は思いつきで話を進めず、ちゃんと前前から先の展開まで考えて漫画を描いているんだな」と言うのをとてもはっきり感じられる作品だと思います。
絵や話作りが急激に成長しだすのは4巻あたりからなので、出来ればそこから先を見てから面白いか判断してほしい作品ですね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-03-23 12:39:35] [修正:2011-03-23 12:39:35] [このレビューのURL]

8点 やはうぇさん

最近はギャンブル漫画も多くなってきましたが、この作品は他の作品とは一線を画したものだと思います。

巧妙な心理戦、頭脳戦そしてちょっとハチャメチャな肉弾戦。どれも社会の裏に巣くう人たちの姿をうまく表現できていると思います。

ときどきややこしいところがあって何回も読み直すのも楽しみの一つ(笑)

最初は絵に抵抗を持つかもしれませんが読むときっと癖になると思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-04 15:49:09] [修正:2010-06-04 15:49:09] [このレビューのURL]

6点 あくもさん

序盤の方と比べて今の方はバトルが目立ってきてます。
ギャンブル漫画じゃねぇのかよ、
という声を良く聞くのでよっぽどなんだなと思います。

序盤は本当に生死をかけた戦いがあったので
セリフ一つ一つにも面白味はありましたね。
仕掛けや頭脳戦も精巧で驚嘆しました。


今は立会人の戦闘力の誇示が顕著に出ています。
ギャンブルで負けた者への粛清及び暴力に対し
やたらと作者はこだわっている気がします。

命をかけるギャンブルとなると必然的に暴力が繋がるんですけど
その暴力の質を細分化されるとこのジャンルにしては
逸脱しているように思います。


あと今の方の頭脳戦は理解の範疇をおおいに超えてます。
想像できないですしなんだこれ、と良く分からない・・・。


セリフとキャラクター性は秀逸なのでこの点数です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-05-11 20:16:21] [修正:2010-05-11 20:16:21] [このレビューのURL]

3点 bugbugさん

ギャンブルを描きたいのか、暴力を描きたいのか
主題が絞れずに、ピントがずれている

裏社会の組織設定も、ちぐはぐで
そもそも生理的に受け付けなかったかもしれない

延々と長くなりそうな、展開なのでこれからも一応読む予定だが
あまり化けそうな予感はしない

「あんた嘘つきだね」
この決め台詞は外してると思います。漫画的に無理やりでしまりがない

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-02-02 20:40:40] [修正:2009-06-05 05:59:04] [このレビューのURL]

9点 Blasterさん

単なるギャンブルというにはとどまらないスケールの大きさがある。勝ちを得る、あるいは生き残るには頭が働くだけでは足りない。不条理さ、非合理性をこえて、うーんと唸らされる作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-07-30 12:25:31] [修正:2008-07-30 12:25:31] [このレビューのURL]

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