あらすじ 山に魅せられた男、島崎三歩。若くして世界の巨峰を登頂した後、三歩が選んだ道は日本でのボランティア救助隊員だった。感情に流されることなく、常に最善の結果を求めて救助活動をする三歩。ときには非情で冷酷とみなされ、遭難者やその関係者と衝突することも。山があり、登頂者がそこを訪れる限り、三歩の救助は続く。
備考 当初はビッグコミックオリジナル増刊で不定期連載されていたが、途中からビッグコミックオリジナル本誌に移籍した。2008年第54回(平成20年度)小学館漫画賞一般向け部門受賞作品。「ビッグコミックオリジナル増刊」で不定期連載されていたが、2007年から「ビッグコミックオリジナル」に移籍した。
岳のレビュー
8点 まいさん
山岳救助漫画 救助を通して人の温かさが描かれている 山の描写は丁寧で厳しさと美しさが伝わってくる おまけ漫画や作者の「心の山」も興味深い
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[投稿:2010-09-18 20:50:25] [修正:2010-09-18 20:50:25] [このレビューのURL]
5点 みずまるさん
「第一回 マンガ大賞受賞作品」という肩書きがあるため,手放しで絶賛されることが多いですが,本来は通好みで読む人を選ぶ作品だと思います.
独特の味や主人公の哲学があるので,ある程度読み込んでいくと魅力が出てきます.
しかし,読者を楽しませる演出がそれほどあるわけではないので,作品の魅力を理解できない人も本当は多いと思います.
どちらかといえば,作者が書きたいことを書いた作品だと思うので,万人にはお勧めできませんが,魅力の分かる人にはとても楽しめる作品でしょう.
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[投稿:2010-08-25 03:59:19] [修正:2010-08-25 04:00:05] [このレビューのURL]
6点 トトさん
山岳救助漫画。
まさに山のような大きな心を持った主人公が、時に非情な場面に出くわしながらも、山への愛情を持った人々を包み込んでくれます。
マンネリ化はいなめませんが、やはり静かな感動を味あわせてくれる作品です。
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[投稿:2009-09-28 14:25:26] [修正:2010-07-23 12:24:21] [このレビューのURL]
7点 もずく酢さん
「よくがんばった!!!」
たくさん人が死ぬマンガではあります。でも、その死の裏側にある人間関係や、感情などを簡潔にさっくりと描いている作品。さっくり描いているからいいのでしょうね。「死」がテーマの一つにあるので、重くなる可能性がありますから。
「登山」は、ある意味で「人生」に似ている…
そんな気分にさせてくれます。私は読んでいて、純粋に元気や希望というものが何か教えて貰うことが、多かったです。
マンガなんだし、三歩が超人的でもいい。「救済」という手があることを描きたいのだと思うし。ヒーローのいないマンガなんてないでしょうから。
読んでてタオルが手放せなかった…要涙ふける物!!
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[投稿:2010-04-30 13:50:31] [修正:2010-04-30 14:27:14] [このレビューのURL]
7点 covさん
他のレビューにもある通り淡々としています。
私個人としては、1話完結の漫画はさほど好きではないのですが・・・
ただ、仕事に疲れた時、人間関係に疲れた時、なんかむなしい時・・・
とかに読むとホッとします。
おもしろーーーー!
ってわけではないですが、ふっと息抜きしたいときに読んでみてください。
ちょっと頑張れる気がします。
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[投稿:2009-12-11 12:46:39] [修正:2009-12-11 12:46:39] [このレビューのURL]
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