あらすじ 山に魅せられた男、島崎三歩。若くして世界の巨峰を登頂した後、三歩が選んだ道は日本でのボランティア救助隊員だった。感情に流されることなく、常に最善の結果を求めて救助活動をする三歩。ときには非情で冷酷とみなされ、遭難者やその関係者と衝突することも。山があり、登頂者がそこを訪れる限り、三歩の救助は続く。
備考 当初はビッグコミックオリジナル増刊で不定期連載されていたが、途中からビッグコミックオリジナル本誌に移籍した。2008年第54回(平成20年度)小学館漫画賞一般向け部門受賞作品。「ビッグコミックオリジナル増刊」で不定期連載されていたが、2007年から「ビッグコミックオリジナル」に移籍した。
岳のレビュー
6点 居酒屋さん
結構クオリティー高いと思う 毎回
ただこういうマンガは評価がむずかしい・・・
山
というものを少なからず教えてくれたからプラス1
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-10-06 18:44:25] [修正:2008-10-06 18:44:25] [このレビューのURL]
6点 理不尽みるくさん
特出した所もないけど欠点も見当たらない。
マンネリの匂いがプンプンするので10巻ぐらいで終わらせてほしい。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-09-30 18:21:58] [修正:2008-09-30 18:21:58] [このレビューのURL]
8点 Sealさん
自分も趣味で登山をやってるのでこの漫画は大好きだ。
でも自分も登ったことあるような綺麗な山であんなに事故が多発するもんなのか?って思っていた。
で、調べてみたところ本当に毎年何十人かは遭難事故で亡くなっているそうだ。改めて山の怖さを実感した。
山に大事な人を奪われた人達の悲しみ。山に癒され再生する人達の喜び。この作品は山の美しさ、偉大さ、怖さを通して人間の優しさや弱さを描いているのだろう。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-09-29 19:26:34] [修正:2008-09-29 19:26:34] [このレビューのURL]
8点 souldriverさん
毎年のように報道される冬山の遭難者のニュースを見て、「なんでこんなバカげた危険を冒す人間が後を絶たないんだろう…」と思ったことはないだろうか。僕もその一人だった。
この漫画はそんな疑問に対する答えの一つを示してくれると同時に、日常においても常に生と死が隣り合わせであるという現実の厳しさを語ってくれる。
人と人との関わり合い、人と自然との関わり合い、そして生者と死者との関わり合い、そんな「言葉以上の」コミュニケーションの描写が非常に上手い。主人公・三歩の救助活動に向き合う姿勢のまっすぐさには尊敬の念すら覚える。
画力にものを言わせて山岳の風景の素晴らしさを見せるのも一つの(最も簡単な)方法だが、この漫画はそれをやらない。しかしなぜか、あまり描かれることのない山頂からの壮大な眺めが頭の中にしっかりイメージできる。作者の持つ構成力の高さの産物だろう。
他の方の指摘にもあるように、巻を重ねるごとにマンネリ気味になってきてる印象は否めない。どんな終わり方を見せてくれるのか、そして個人的に好きなキャラであるザックの出番が増えることに期待を込めて。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-05-20 12:08:08] [修正:2008-05-20 12:08:08] [このレビューのURL]
8点 パンダマンさん
ボランティアで山岳救助をしている主人公、三歩なしでは語れない漫画
三歩は、読み始めはさわやかなニコニコ笑顔の山男というイメージなんだけど、知れば知るほど、その懐の深さというのかでかい心は本当に山のよう。すごい深みのある人間なんだけど、全然嫌みがなく、心をゆだねてしまいたくなる大きさと強さと清々しさを持っている
命を扱う究極の選択が迫られるなか、この三歩という主人公がどういう選択をし、どんな思いでいるのか、ここにこの作品の面白さがあるんだと思う
三歩は救助された人の生死に関わらず「よく頑張ったね」という。この台詞に込められた意味をちゃんと理解するには自分はまだまだ先になりそうです
10年後20年後に読んだらもっと面白くなりそう。その時が楽しみです
このキャラクターを産みだした作者は何者なんだろう。そういう興味がでてくるほど三歩は魅力的でした
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-02-25 12:35:28] [修正:2008-02-25 12:35:28] [このレビューのURL]
PR