火の鳥のレビュー
10点 auto_arrayさん
「無人島になにを持っていくか?」
と問われたら、「火の鳥」とくに「鳳凰編」と答えたい。
おまえの生んだ仏はおまえだけのものだ。
誰にもまねられぬ。
だれにも盗まれぬ。
その言葉が常に自分を勇気づけてくれます。
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[投稿:2010-06-26 00:08:00] [修正:2010-06-26 00:08:00] [このレビューのURL]
10点 臼井健士さん
・「美しい…なんという美しい世界だろう…美しい…!俺としたことが…あの、手を切られた時にも出なかった涙が…!なぜ俺は泣くのだろう。なぜこんなに天地は美しいのだろう。そうだ、ここでは何もかも生きているからだ!」
・「お前はその腕で何万人か何十万人かの人間を救うぞ。今に分かる。きっと分かる日が来る」
・「お前が生んだ仏はお前だけのものだ。誰にも真似られぬ。誰にも盗まれぬ」
・「俺が礼をいわれた…この俺が…この俺が!?ワーハハハ!!」
?以上、鳳凰編。
・「ばか!ばか!ばか!! だ、誰が…人類を滅ぼしたんだ…誰が…」
・「ああーッ、良い空気だ。それに見晴らしも良い。こんなに雄大な景色を見ながら人生の一巻を終わるなん て、他の誰に出来るってんだ?フフフ…アーハハハ…アッハ…ハ…」
・「助けてくれッ!人類も動物も…生きるものがひとつ残らず死んじまった後で…僕だけが生き残って、一体何の楽しみがあるんだ?何の生き甲斐が?」
・「今私たちは、あなたがた人間が素粒子と呼んでいる極小のつぶへ向かって縮んでいくのです。次に今度は極大の世界へ!宇宙はひとつの粒子に過ぎないのです」「宇宙生命!」
・「わしに生物の進化をもう一度繰り返させろというのか。生物が現れて何十億年もの間にゆっくりと進化し、おしまいに人間に進化するまでわしに見守れというのか!?そ、それはあまりにむごい。海よ、わしのこの贈り物を受けてくれ。つまらぬ炭素と酸素と水素の混ざりものじゃ」
・「でも今度こそ」と火の鳥は思う。「今度こそ信じたい。今度の人類こそ、きっとどこかで間違いに気がついて、生命を正しく使ってくれるようになるだろう」と…。
?以上、未来編。
手塚先生の「ライフワーク」と呼んで差し支えの無い未完の大作。
不死の命を持つ「火の鳥」を狂言言い回し役として人類の業・過去から未来へと移り変わる地球の歴史を壮大なスケールで描いていく。ミクロからマクロ、マクロからミクロへ・・・目眩さえ覚えるかと思うような世界に日本の日常生活に身を置きながらもいつでも飛び込んで行くことができるという奇跡。
手塚先生の代表作を3作挙げよと問われれば、「ブラック・ジャック」「鉄腕アトム」と「火の鳥」。
未完が惜しまれます・・・。
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[投稿:2010-06-18 23:44:51] [修正:2010-06-18 23:44:51] [このレビューのURL]
9点 はっちんさん
2巻、好き。
もー
火の鳥、中々つかまらないよね。
不老不死、
一生死ぬことが無い
死ぬのが怖い、永遠を手に入れたい。
そんな欲をおっぱらってくれる
読まなければはじまらないですよ こりゃあ。
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[投稿:2010-04-13 09:26:16] [修正:2010-04-13 09:26:16] [このレビューのURL]
7点 そうすけさん
中学校の図書室で一度は読破。最近また読む機会があったので改めて読んでみた。
感想 よくわからない。以前読んだ時もそうだったので、自分はたいして進歩していないということか。ショック。
けど言葉にしづらい大きなものを感じた(気がする)。
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[投稿:2009-11-24 17:33:41] [修正:2009-11-24 17:33:41] [このレビューのURL]
8点 デスぺラードさん
未完という形で終わってしまったのが残念です。
しかし、輪廻転生という作品のテーマを考えると、明確な「終わり」を見せられるよりは、これでよかったのかも。
もともとテーマが結構あいまいですしね。
読んだ後欝になるほど衝撃をうけますが、メッセージ性抜きで考えても楽しめる良質のエンターテイメントです。傑作。
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[投稿:2008-04-20 19:29:10] [修正:2009-04-07 01:56:38] [このレビューのURL]
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