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6.11点(レビュー数:35人)

作者森恒二

巻数18巻 (完結)

連載誌ヤングアニマル:2000年~ / 白泉社

更新時刻 2010-03-10 19:21:31

あらすじ “どうしても強くなりたい 僕の居場所(ホーリーランド)を守る為に――”

いじめられっ子だった普通の少年、神代ユウは、
街で自分の居場所を確保するためにケンカの腕を挙げていくのであったが、次第に彼は大きな抗争へと飲み込まれていくのであった。

備考 2005年石垣佑磨主演により実写ドラマ化された。

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ホーリーランドのレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全35 件

6点 ぴかちゅうさん

バトルものですが力のインフレがなかったことや
過去に主人公が倒したキャラも良い感じ後から活躍させることで
ただの雑魚キャラで終わらず、良い感じに能力に均衡が保たれていたとこがよかった

ヤンキー漫画嫌いな僕の偏見なんですが
一部だせーって思って冷めてしまいましたが
あと作者の見解的な要素も少し蛇足な感も否めなかったです。

ただ後半への盛り上がりは著しく楽しく読めました。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-20 19:07:51] [修正:2012-09-08 18:49:53] [このレビューのURL]

7点 N0Bさん

完結しています。全巻読みました。
いじめられっ子の主人公の成長を描くありがちな格闘系のストーリーですが、格闘技の技術的な部分にすごく真面目に解説していると思う。まぁ舞台は路上なのでストリートファイトですが。

登場人物のパラメータ(腕力とか技術とか)に理不尽さがなく、バトルの勝敗に根拠ありきというか納得させられるように描いているところが良い。
登場人物の心理描写もうまく描いている印象だが、登場人物の不良のリアリティが微妙なところ。

個人的には舞台が下北沢なのと(地元)、柔道使いが出てくる(経験者)あたりが良かった。

ドラマ化もしていますがけっこう原作に忠実で、雰囲気も出てて良かったので、原作が好きな方にはドラマもオススメです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-05-11 17:11:20] [修正:2012-07-20 10:54:44] [このレビューのURL]

6点 イケメンさん

全巻読み終わったところで忘れないうちにレビュー。

まあまあ楽しめる良作。
何といってもこの漫画の醍醐味は説得力のある格闘描写に尽きる。
なるほど、と思わせてしまうのはさすが。
作者の森先生は十代の頃、喧嘩をよくしていた経験があるらしく、それが生かされているのだろう。

名作というほどではないが、駄作でもない。佳作。

文句をつけるならば、まずはやはり格闘中の野暮ったい解説。
作者も最終巻の巻末で、それを「自らの漫画技術の不足をカバーするための荒技」と称しているが、その通り、荒技。
自然な流れで解説して欲しかった。
それがむずかしいならせめてキャラクタに喋らせるとか…(ほとんどの戦闘にマサキや土屋が立ち会っていたのに…)。
色々言われていますが、唐突に出てくる作者の経験談みたいなものは僕は楽しめました。
森先生は割と自己顕示欲の強い方なんだろうな、とは思いますが(笑)
(巻末の作者メッセージとか見ても)

それから、ストーリー。
神代の内面やマサキの苦悩、彼らの友情や居場所(ホーリーランド)についての描写が若干うっとうしかった。
僕はこの作品の魅力は、この作家にしかできないであろう格闘描写だと思っているから、ストーリーの陳腐さというか安っぽさは邪魔にしか思えなかった。
作者なりに、格闘以外に描きたいことや伝えたいことがあったのだろうが、そちらのほうは、はっきり言ってしまうと自己満足の類にしか見えなかった。他人の日記を読まされているような寒々しさ。
面白い格闘描写と釣り合っていない。
特に神代がおかしくなるパターンが多く、「またかよ」とため息が出てしまった。
いじめられっ子で気弱なひきこもりだった主人公が喧嘩狂になるという展開は面白くはあるのだけれど、あまりにくどいと興ざめ。
読者は主人公の目線で漫画を読むから、主人公がいかれてしまうと、地に足がつかない不安定な状態で読み進めなければならず、よくない。
もっと違う持って行き方があったでしょう。
特に神代の内面に関する描写についてメリハリが欲しかった。

話の流れとか筋立てもちょっと下手くそ。
前述したような、作者のこの作品へのストーリーについてのこだわりが妨害してしまったのだろうか。話の筋はもっと王道でよかった。
キング戦も、あれでは盛り上がらない。
ラスボスであるキングをもっと強く見せてほしかったし、舞台も、戦争後の平和が戻った後では盛り上がりに欠ける。
ヒロインの使い方も下手くそ。
また、キャラクターに魅力がない。
唯一よかったのは強いていうなら土屋かな。ベタキャラだけど、この作品には合ってる気がする。


後半は散々悪く書きましたが、つまらない作品では断じてないです。
素直に楽しめる良作漫画。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-03-01 01:07:16] [修正:2012-03-01 01:07:16] [このレビューのURL]

6点 jdf54jさん

引きこもり少年が暴力をきっかけとして人との繋がりを取り戻していく話。
からんできた不良共を撃退していく内に、街ではヤンキー狩りとか呼ばれ
名をあげていく。でも本人はその事を快く思っていない。
メインはやはり格闘パートじゃなかろうか。ほぼタイマン形式で、
技を披露すると実況キャラが盛り上げて、解説キャラと作者による図解を
交えた説明が挟まれる・・・この慣れ親しんだ感覚は魁男塾を思い出させる。
技の駆け引きがどこまでリアルかどうかは知らんけど、少なくとも
素人が思ってる以上に格闘家同士の細かな駆け引きがあるんだなーと
漠然と感じた。

主人公の子が抱える心の病は、根が深いんだけど端的に言えば
それまで普通の友達がいなかったというだけの問題で、執拗にその子の
内面の変化を描いてる割には語る事がないというか・・・

どうでもいいけど作者の解説は好きだった。
(たまに話が脱線するとことか特に)

キャラがよく泣いたり、修辞を殆ど使わないセリフやら
クセが強いんだかないんだか、点数以上にはまる人ははまる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-10 00:31:37] [修正:2011-11-10 01:05:55] [このレビューのURL]

8点 森エンテスさん

ストリートものの格闘マンガとしては、非常によく出来ていると思う。

「ケンカ」ではなく「格闘」な部分が、ヤンキー系のケンカ漫画との差になっていると思うし、そこに焦点を当てるために主人公の成長物語しているのも良いと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-24 18:35:29] [修正:2011-07-24 18:35:29] [このレビューのURL]

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