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6.67点(レビュー数:43人)

作者水上悟志

巻数10巻 (完結)

連載誌ヤングキングアワーズ:2005年~ / 少年画報社

更新時刻 2011-07-21 13:22:59

あらすじ ある朝起きたら言葉を喋るトカゲがいた……。
平凡な大学生だった夕日の前に現れたトカゲの名はノイ。彼は地球を滅ぼす魔法使いから姫を守るために馳せ参じた騎士という。拒否する間もなくノイから指輪と能力が与えられた夕日に襲いかかる敵。逃げまどう夕日を救ったのは隣りに住む少女・さみだれだった。野望を隠し持つ姫さみだれにトカゲの騎士ノイ。そして心に傷を持った歪んだ騎士・夕日。野望にバトルに恋愛?に。地球を巡る小さいようででっかい物語が始まる。

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惑星のさみだれのレビュー

点数別:
11件~ 15件を表示/全43 件

ネットでの評価が、すごい!おもしろい!でしたので一気買いして読んでみました。
が、自分はあまり楽しめませんでした。

概略は、主人公が修行して強くなってヒロインの女の子のために尽くすというバトル漫画です(私はそういうふうに読んでました)。
ラスボスの目的が「地球を破壊する!」ということで、どんどん手下を主人公側にけしかけるのですが、そいつらがあまりにもしょぼすぎます。手下が10体くらいでてくるのですが、どいつもこいつもゴジラやウルトラマンの怪獣以下の大きさ・破壊力です。

主人公のメガネが成長する物語やとしてみても、彼の物語前半までのネガティブ思考があまりにも痛すぎて感情移入できませんでした。

絵も苦手です。

これが王道だっ!というふうに評価されているみたいですが、ドラゴンボールやスラムダンクを読んだ方が万倍マシでしょう。たぶんこの漫画を読む層はとっくに読んでいると思いますが。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-08-19 10:13:37] [修正:2012-08-19 10:13:37] [このレビューのURL]

0点 マヒロさん

自分の中では最高に気持ち悪い漫画。

友人に進められて全巻読んだが、ネットでの評価は高すぎると感じた。

まずキャラクターが全員うすっぺらい。誰ひとりとして好ましく感じるキャラクターが居なかった。

たぶんこの作家さん独自の持ち味なんだろうが、どのキャラクターもみんな同じ臭いしかしない。

良い言い方をすれば飄々としている、となるのだろうが、全員が全員、感情が気迫で冷めており、何を考えているのか明確には描かれない。

その行間を想像したり、どこか達観し、冷めたキャラクターたちに魅了される人も多いのかもしれないが、自分にとっては全員が劇を演じている劇団員のように感じられた。(演じる項目には「薄っぺらく」という支持付きの)

感情が希薄で達観したキャラ達が描かれる他の作品として、「ぼくらの」があるが、そちらにはこの作品に感じた嫌悪感は一切感じられなかった。

その差はどこにあるか。

簡単な心理描写などが描かれてない事もないが、あと一歩踏み込んだところまで届いていないのだ。むしろ作為的にそこまでは書いていないような気さえする。

だからキャラクターに何も共感できないし、キャラクターが何人死んでも少しも心揺さぶられなかった。むしろ死に様のうすっぺらさにどんどん冷めて行くばかりであった。

何よりも気持ち悪かったのが、ヒロインであるさみだれである。

自分は不治の病で治ることが無い。
親からも愛情を注いでもらなえない。
私は世界に愛されない。
だから世界を壊す。

……街中で刃物を持って暴れて、人を殺す犯罪者と変わらない……。

こういう思考を持ち行動するキャラクターが敵として出てきたなら、メインキャラクター達は全員でそいつをフルボッコにし、バカにし、蔑み、哀れみの目を持って粉砕するだろう。

ところがさみだれはヒロインなので、そうはならない。

裏切られたはずの全員が、愛をもってさみだれを諭そうとし、止めようとする。何の腹立ちも憤りも無しに。

そして、さみだれに惚れているヒーロー様が、さみだれが好きだからというバカみたいな(バカも対外にして欲しい)理由でさみだれを「助け」て大団円、となる。

なんじゃそれ?

中二病で裏切り者の犯罪者が、何のペナルティも無く、「助けられて」終わる。

今まで自分が読んだ中で、最高に気持ちの悪い終わり方でした。
吐きそうになりました。
これを書いている今も吐きそうです。

この漫画は要するに好きな馬鹿な事をしようとしている女の子の為に必死こいて頑張る男の子の話なんですが、それならそれでもっと書き方があったと思う。

好きな女の子なら(どうしてあんな女を好きだと思えるのかそのあたりの描写も実に稚拙で全く共感できないのですが)何をしてもいいんですか?
ヒロインならばノーペナルティですか?
あれが大団円の終わり方なんですか?

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-08-22 06:26:55] [修正:2011-08-22 06:26:55] [このレビューのURL]

8点 ジブリ好き!さん

どことなくH×Hの雰囲気を感じるなぁと思えば、げこ先生自身ファンのようで。なるほど、やっぱりげこ先生は少年漫画が大好きで、とても好きで、でもそれ故に少年漫画の欠点も熟知しているのだろうな。
少年漫画とともに成長してきたのに、大人になると「あれ、少年漫画が楽しめない…?」。そんな漫画好き大人たちがたくさんいることを、知っているのだと思う。
そんな彼らのためにも、そして自分自身の想いのためにも、青年漫画という土俵で「大人のための少年漫画」を描いてくれたげこ先生。
「ご都合主義」「バトルばかりで普段の生活が描かれない」「無駄に長期化」「ラスボス倒したヒーロー達のその後は?」、こうした少年漫画の欠点を誰よりも嘆いてきたのは他ならぬ水上悟志自身なんだろう。
「大人になれば楽しいことがある」
この作品のテーマの一つに、太陽(きっと夕日や三日月も含む)のような子供が大人へなっていくことがあるけど、水上先生はこの作品をもって僕ら少年漫画を読んで成長してきた大人へ楽しみを与えてくれたわけで。

読んでると本当に何か熱いものが込み上げてくるでしょう(6巻なんか特に)。
自分にとっての最大の魅力は、騎士たちは一見どこにでもいそうな人たちなのに実は皆頭のネジがぶっ飛んだ部分を持ってるところ!…それも次第に落ち着いていっちゃったけれど。成長悲しス。
でもゆーくんとさみの関係は、最後まで変だったけど美しかったよ!

…え?この漫画、厨二臭いって?
そりゃ誉め言葉でしょう。
少年時代の感性はもう取り戻せないかもしれないけれど、思い出すことはできる。だから大人は楽しいんだ!ラストの子供みたいに殴り合う夕日と三日月の楽しそうな顔とそれを眺める太陽の大人への想いで、気付かせてもらったことです。


(余談。アワーズ本誌のドラマCD等の応募者サービスが意外と良くて、特に完結記念小冊子は他の漫画家からのイラストや茜のエピソードなど楽しめました。割高だったけど。)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-12 02:34:19] [修正:2011-01-09 12:46:00] [このレビューのURL]

4点 gundam22vさん

伏線回収は上手いですが、厨二やセカイ系
色が強すぎだと思います。
「大人」へのコンプレックスが酷いです。
キャラも設定が地に足をついた感じでもないですし。
ここでの評価は高すぎだと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-12-06 07:06:53] [修正:2010-12-06 07:06:53] [このレビューのURL]

10点 unsosinoさん

「大人が笑うのはな 大人は楽しいぜって子供に羨ましがられるため
 人生は希望に満ちてるって教えるためさ」

ありがちな絵柄ながら、強烈な異彩を放つサバイバルアクション漫画です。

ステレオタイプとされる設定が消化、吸収され、さらに深く掘り下げられており、
ぐいぐい引っ張られる不思議な引力があります。

のほほーんとした空気と張りつめた空気が表裏一体で共存している少し不気味な漫画です。

<追記>
完結しました。感動。難しい言葉はいらないですね。
この漫画が多くの人に読まれますように。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-11-14 02:45:30] [修正:2010-11-30 14:18:25] [このレビューのURL]

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