3月のライオンのレビュー
9点 はげおやびんさん
不思議な作品です
まず感じたのは独特な空気感
水分と風と温度と。。。うまく言えないが作品に流れるちょっとゆったりとした時間に触れる感覚がとても心地いい
将棋云々とかストーリーとかそんなことよりもとにかくその世界に触れていたい、こんな気持ちにさせられた漫画は初めてでした
主人公は不幸で孤独な生い立ちですがだからと言って悲惨な状況かというとそうではなくて
その状況を乗り越えようと自分なりに努力しているし
それを見守る周りの人たちがとても温かく彼はみんなから愛されている
この作品の登場人物は全員いい人ばかりでしかも強い意志を持った人間ばかりです
人の生きる力強さを感じるところが好きなのかもしれません
10点にしたいところですがまだ完結してないので9点で
あと二海堂がこの作品からいなくなることだけは止めて欲しい
絶対、号泣するから。。。
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[投稿:2012-03-25 19:03:35] [修正:2012-03-25 20:01:42] [このレビューのURL]
5点 kikiさん
人とのつながりの温かさ、家庭のほんわかさ、主人公の自分探し、
将棋界の面白い奇人・奇行っぷり、将棋世界のハウツー、勝負の
厳しさ…ちょっとてんこ盛りすぎてごちゃごちゃした感じに
なってる気がします。
リリカルさや奇人達とのやりとりのおかしさ、青春バンザイな
テイストはハチクロと同じ感じで楽しめるけど、以前からあった
作者のキャラ作り込み度が空回りしすぎに感じ、前作品ほど夢中には
読めないかな。
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[投稿:2011-09-18 15:01:25] [修正:2011-09-18 15:14:51] [このレビューのURL]
5点 1000さん
孤独な主人公が将棋、家族、自分と向き合う話
タイトルの「3月のライオン」は
三月は獅子のようにやって来て、羊のように去っていく
ということわざの一部より取られているらしい
零ははじめは心を閉ざしてて冷たくそしてあらあらしい
3姉妹をはじめとしたひとたちによって暖かな心になるってこと?
私的にはひとりぼっちな感じ孤独な感じの描写は
ああこんな感じだなと共感できた
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-08-25 00:47:12] [修正:2011-12-15 22:42:08] [このレビューのURL]
6点 columbo87さん
家庭と、心にトラウマを持った棋士である主人公をめぐるお話し。
非常に王道で、羽海野さんだなーと感じさせるやさしいストーリー展開。
これから主人公がどのように家族と、将棋と向き合っていくのかという所が描かれていくのでしょう。
人情ものである部分が大きいので、将棋漫画にみられる荒々しさというか、人間存在に訴えかけてくる部分を表現できるのかなぁ、と、期待半分なんたら半分といった感じです。
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[投稿:2011-06-01 14:15:52] [修正:2011-06-01 14:15:52] [このレビューのURL]
6点 BuBuさん
羽海野チカがまさかのヤングアニマル連載で、まさかの将棋を題材とした作品。
でも基本的には前作「ハチミツとクローバー」と変わらないですね。
自分探しを前面に押し出した内容です。
天才中学生棋士であった主人公、桐山零がプロ入りしたところから物語はスタート。
小さい頃に両親を亡くし、
育った家ではギクシャクしてしまい、
他人も含めた全ての不幸の原因は自分なのでは?
と、悩む少年の心の成長を、将棋と暖かい家庭を通して描いた作品。
暖かい家庭とは、この物語のもう一つの核となる家族・川本三姉妹のこと。
互いに年の離れた三姉妹は、零と同じく両親不在の家族。
それでも毎日を生き生きと過ごす3人が零に勇気と希望を与えているようです。
基本的にはこの家族との絡みと将棋をベースにした内容です。
話題性バッチリ、スタートも好調だったのですが、
巻を積む毎に減速してしまっている印象。
将棋の物語のはずなのに、将棋をしている時より、
川本三姉妹と絡んでいる方が面白かったりします。
キャラ設定が曖昧なのもその辺りに拍車をかけてしまっているのでは?と。
日常編は面白いので、将棋漫画というよりは
ハチクロと同系統だと思って手に取るのが良いかと思います。
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[投稿:2011-03-18 23:28:00] [修正:2011-03-18 23:28:53] [このレビューのURL]
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