「はげおやびん」さんのページ

総レビュー数: 13レビュー(全て表示) 最終投稿: 2012年03月25日

人間を純粋に愛するドンちゃんのまっすぐな行動に心をえぐられる

ドンちゃんは、世の中のすべての不幸を受け止め、そしてすべての人間を愛する

作者の画力も力強く愛と生を表現している

良作だとは思うが、いまいち漫画という媒体ではこういう文学や哲学的な内容は表現できないのではないんだろうかと思う

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[投稿:2017-08-22 14:51:11] [修正:2017-08-22 14:51:11] [このレビューのURL]

青年誌版ワンピース

一言で表すとこんな感じ

問題にぶち当たって、感動エピソードが入って、ムッタの閃きでどんと解決、夢に向かって一歩前進

べたな展開ではあるが、嫌いじゃない

内容も近未来の設定ではあるが宇宙飛行士になる選抜試験や訓練課程等が描いてあり、なかなか楽しめる

おっさんでも夢を追いかければ、いつかきっと。。。

と思いたくもなるが

そもそもムッタは超エリートで本人が思っているほどダメな兄貴ではないのである

そんなため息をつきたくなるようないい漫画

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[投稿:2017-08-14 14:38:50] [修正:2017-08-14 14:38:50] [このレビューのURL]

なかなかの良作になりそうな予感

いい意味でも悪い意味でも少年漫画です

友情、勇気、バトル、うまくストーリーや設定と絡ませてあって一気に読めました

特にバトルがこの作品の見どころで、チーム戦になっているので個々の能力を生かした作戦が勝敗の決め手になっているのが面白いです

ケチをつけるなら

登場人物が多すぎて誰これ?ってなるところ

チーム戦なので位置関係や人物が複雑になって状況がよくわからなくなるとこ

設定上バトルでは人が死なないため緊張感がないこと

登場人物がいい子ちゃん&クレバー過ぎて面白味がないこと

バトル内容が、罠張ってました→知ってました→それも読んでました→からの?……みたいな展開が多くてウザいとこ


あれなんかケチつけてるとこ多いなw

まあバトル部分だけでも一見の価値あると思います

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[投稿:2017-08-14 13:59:29] [修正:2017-08-14 13:59:29] [このレビューのURL]

文学と漫画って相容れないものだと思うのだが、作者は唯一文学を表現できる漫画家だと自分では思っている

既視感や白昼夢のような言葉では言い表せない、ちょっと一本道を外れると作者の世界があるんじゃないかという少し背筋が寒くなるような感覚の世界に引き込まれるのがたまらなくて、20歳くらいの頃にこの作者の作品を買いあさった覚えがある

今思えば青臭い青年文学病みたいなものだったんですけどね

そんな作者の最高傑作だと思っているのがこの「あさってDANCE」という作品です
話の内容は突拍子もなくどたばたコメディーですが人間の感情や本質をうまく表現してあると思います

まあ当時目的もなくふらふらしてた自分には
好きなことやって、きれーなおねーちゃんとヤリまくって、大金が手に入ってそんな人生送りてーなーくらいにしか思ってなかったですけどね

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[投稿:2017-08-10 05:25:46] [修正:2017-08-10 05:25:46] [このレビューのURL]

最初に書いておきますが、私は野球経験はありません

野球のルールはわかるけど細かい戦術等はよくわからない自分にとってリアリティーのある内容で楽しめました

練習なども現在の高校野球でやっている体づくりやイメトレなどの話があって勉強になりました

心理描写や駆け引きなどの表現が細かくて丁寧なんですが、ちょっとウザったいです

それは登場人物達も同じで、みんな仲良しこよしで野球やってるし
気を使ってる感じがして違和感を感じます

特に主人公のウジウジした感じにイライラしますね

高校野球なんて長いこと見てませんが、サインや守備位置や戦術なんかを注目しながらまた見たくなっちゃいましたね

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[投稿:2016-05-19 19:36:21] [修正:2016-05-19 19:36:21] [このレビューのURL]

いやー最初は学園硬派恋愛もの…的なものかと思っていたが

中盤から展開がコロコロ変わって、完全コメディーに…

ひさびさに笑ってしまった、後半一気に面白くなったなあ、
ただ団長の存在感が薄れてしまったのが残念

最後もさらっと終わって打ち切りみたいなモヤモヤ感が残った

とにかくキャラが勝手に動きまくってる感じがいいです

最近こういう勢いで読ませる漫画ってないんだよね

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[投稿:2016-05-19 18:18:18] [修正:2016-05-19 18:18:18] [このレビューのURL]

めぞん一刻のパクリ…もといオマージュ漫画と言ってしまえばそれまでなんですが

王道の純愛漫画だからか、作者の力量なのか分かりませんが安定して最後まで読めます

暇な時間にさらっと読むには少々ボリュームがありますけどね

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[投稿:2016-05-08 20:05:56] [修正:2016-05-08 20:05:56] [このレビューのURL]

9点 自殺島

サバイバル漫画が好きな自分としては久々のヒット作だと最初は思っていた
しかし読み進めるうちにけっこうきつい漫画だということに気が付いた

サバイバルの部分や主人公の能力などは、かなりご都合主義の部分がある
そんなに上手くいかないだろうと思うが、そこはあまり重要ではない

この作品の肝は、社会性、人間性について
人間が集まるとそこには必ず社会が生まれる。その中でどう生きるか、どう関わるかそれがこの作品のテーマだと思う

この島では倫理や法というものは意味がない、理不尽だろうが非人道的だろうが生きていくことが重要なのだ

そう生きていくことでさえ正義ではない

何せ、死ぬことも自由だから。。。

きつい漫画だと最初に書いたのは、自分がこの状況に置かれたときいったいどうするだろうかと考えることだ

最初に飛び降りちゃう?
みんなと協力して自分の特技を活かして生き残る?
一人で自活する?
絶対の力をもって社会に君臨する?
食料と快楽を提供してもらってひたすら働き蜂になる?

働き蜂を選択しちゃうだろうなと考えてしまうなにも持たない自分の心にはぐさぐさ突き刺さる

無人島に行ってのんびりしてーなぁとか簡単に言えなくなる漫画ですね

完結したら10点でもいいかも

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[投稿:2015-06-20 14:27:57] [修正:2015-06-20 14:29:58] [このレビューのURL]

上手い!

ストーリー、絵、構成、ギャグ、すごく読ませてくれる

...だが伝わってこない

確かに一気に読んだしちょっと感動もしたんだけどなあ

ひとつ思うのはどっかで見たストーリー、絵、キャラ設定ってこと

キャラが生きてないっていうか俳優が演じてるみたいな印象を受ける

あと肝心なピアノ演奏シーンも表現できてないと思う。無駄に長いし

なんか職人さんが書いてるイメージがするなあ

この作品のテーマでもあるけど 作者が自分を表現することができたら傑作になるのかも


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[投稿:2014-10-16 08:22:08] [修正:2014-10-16 08:22:08] [このレビューのURL]

小学生の高学年の頃だっただろうか友人の家でこの漫画を手に取った
その時は時間がなくて全然読めなかったんだが、独特の世界観や絵のタッチがすごく印象に残った記憶がある

宮崎駿という名前などまったく知らなかったのだが、
思い返すとこの漫画からアニメージュという雑誌を知り世の中にはアニメ雑誌っていうものがあることや
この作者が未来少年コナンやカリオストロの城などの作品を作った人だということを知ったりしたということもあって
作者やスタッフなどにも注目するようになっていった自分にはオタクの入り口になった作品だったと思う

結局コミックを買い始めたのは中学生になってからだったとは思うが、とにかく続きが読めないのでこの作品は完結しないんじゃないかと思っていた

内容に関してはテーマ、ストーリー、デザイン、設定など自分にはどストライクなんだが

実は一番好きなのは戦闘シーンだ

ミリオタでもある作者が描く戦闘シーンは非常に緊迫感があっていつ読んでもドキドキハラハラして熱くさせてくれる
特に3巻のサパタ攻防戦は大好きで何度も読み返した記憶がある
(3巻から以降がなかなか発売されなかったこともあるが。。。)

ただそれ以降はだんだんテーマ性が強くなっていって話を流すような感じになり
登場人物達や主人公であるナウシカも魅力がなくなっていくのがちょっと残念かな

先日、宮崎駿さんが長編アニメーションからの引退会見をされました
改めてこの作品を読み直してみて感じたのはこの作品が宮崎駿の出発点でありまた終結点であるのかなと感じることだ

作品の中には以後のジブリ作品のエッセンスがすべて詰め込まれているし
結局、宮崎駿監督は漫画『風の谷のナウシカ』という作品を超える自分の表現をしようと映画を作り続けたができなかったんじゃないんだろうか


なので年月はかかったかもしれないがこの作品は完結したんだろうと思っている。。。。考えすぎかな

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-12-29 13:15:27] [修正:2013-12-29 15:37:05] [このレビューのURL]

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