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7.06点(レビュー数:15人)

作者うすね正俊

巻数22巻 (完結)

連載誌コミックビーム:1997年~ / エンターブレイン

更新時刻 2009-11-25 06:27:32

あらすじ 関東大砂漠…。数百年前に滅びた文明の遺跡が、墓標のように立っている死の砂漠…。昼間の気温は摂氏50度を超え、夜は氷点下を割る過酷な場所…。「砂ぼうず」は、ここ砂漠の便利屋である。言わば、砂漠で生きるプロフェッショナルだ。 今日もまた、人々の私利私欲の為に金で雇われる・・・

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砂ぼうずのレビュー

点数別:
11件~ 13件を表示/全13 件

9点 ワタナーさん

主人公の砂ぼうずは性格が悪いが、ある意味もっとも「人間のあるべき姿」に近い存在かな。


舞台が砂漠なので弱肉強食の世界でしたたかに生きる主人公となると、正義のヒーローみたいな熱血漢ではいけないわけだ。

利用できる者は利用して、敵を騙し仲間を裏切りまさに「砂漠の妖怪『砂ぼうず』」。金と欲望のために命を張る。砂ぼうずは少年漫画なら絶対悪役。


そんなところがカッコイイ!!

アニメ化もされていますが、現在休載中。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-22 03:32:07] [修正:2007-12-22 03:32:07] [このレビューのURL]

8点 はと時計さん

キャラがいい。
砂ぼうずのキャラが100点満点。
少年にしてすでに確立された自己があり、賢くて腕が立つ。
哲学は明瞭にして簡潔、自分の欲望に従って生きる。
もうこれだけ。そのためだけに自分の能力を使う。
邪魔なやつは殺す。いい女は犯す。
弱いやつが大嫌い。乳のでかい女が好き。
正義感などクソくらえ。兎に角、自分のことだけ考えて生きる。
気持ち良いくらいに清々しい。半端が無い。
それがコミカル表現されているから愛嬌がある。
キャラだけでも物語が成立する強みがあるが、世界観も良い。
文明崩壊後の砂漠化した世界という一見ありきたりな設定だが、
昭和を感じさせるレトロな要素が融合されており、
不思議な世界を創りだしている。
戦闘も良く考えてあり、結構楽しめる。
絵は戦闘シーンに耐えうる一方で、とぼけた感じがとてもよくでている。
人をくったようなところがあって、センスに溢れ、実に面白い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-30 23:53:14] [修正:2006-11-30 23:53:14] [このレビューのURL]

7点 tamoriさん

主人公がこれだけ意地汚く描かれている漫画はそうないでしょう。
迫力があり尚且つ読者を飽きさせない戦闘描写は大きな魅力の一つです。
銃には特に興味がない私でも十分に楽しめましたね。
現在、コミックビームで小砂編を連載中らしいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-11 01:43:29] [修正:2005-05-11 01:43:29] [このレビューのURL]


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