あらすじ
「小児外科医は子供達の命を救うだけではなく、その子が未来に出会う仲間や子孫たち…すなわち無限の樹形図を救っている」…自らも生後わずかの頃に心臓施術を受けた西條命は、神道先生のその言葉を胸に最上の小児外科医を目指す。アメリカでMSA(最優秀若手医師賞)を受賞後、命は小児外科不足の日本に帰国し、その現状をぶち壊すべく平聖中央病院にて第一歩を踏み出す。
命をかけて命を救う、超本格派医療ドラマ!!
備考 ---週刊少年サンデーで2008年1号-2010年13号まで連載されていた本作、『最上の命医』を第1部とし、2010年18号より、世界観は同一だが主人公を変えた第2部、『最上の明医-ザ・キング・オブ・ニート-』を現在同誌で連載中。
最上の命医のレビュー
3点 Leonさん
ジャぱんの悪いところを未だに引きずっている。絵柄や医療についての知識は結構良く出来ているが、主人公賛美のせいで残念なことになってしまった。
橋口氏にはさっさとK担当と手を切ってほしい。ジャぱんの迷走も彼が関わっているのだから。
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[投稿:2015-09-20 22:44:13] [修正:2024-05-30 22:28:52] [このレビューのURL]
7点 朔太さん
外科の中でも小児外科という極めてマイナーな医療
分野の小児外科医のスーパーな活躍が主題です。
「小児外科医は子供達の命を救うだけではなく、
その子が未来に出会う仲間や子孫たち…すなわち
無限の樹形図を救っている」という高邁なポリシーの
持ち主が主人公です。
意味するところは、目の前の患者の命を救うと同時に、
患者の関係者、医療関係者の未来に影響を残して
いこうという考えが基盤にあります。
まさに最上の医師と言えます。
同時に最新の外科知識と、特に最新の外科テクニック
が駆使されて、これまでの外科の常識を打ち破りながら、
スーパーな活躍を見せるところが痛快です。
一方で、医療界のヒエラルキーを背景に権力闘争が
8巻まで常に展開されており、医療界の裏側を見せつつ、
最上の真逆の医療界の現実を投影します。
実際のところ、大病院は有力大学による系列化が
存在することは、今や誰でも知っていることですね。
この権力的な構造の維持は、医療現場で患者の
利益に優先されているらしいことも知っています。
このような問題を深刻化しないで、権力側を主人公の
最上の命医の抵抗勢力として描かれている上に、
これと対抗し、やがて勝利します。
このあたりはやはり漫画と言わざるを得ないですが。
いずれにしても少年誌に掲載するには、高すぎる
医療の最新知識と医療といっても外科に特化した扱いが、
読者の一部には関心が持てなくすることもあるでしょう。
綿密な取材と研究で構成された原作と編集者
(K担当が何度も紹介されるので、中心的役割を担って
いるのでしょう)、橋口たかし氏の執念のような
思い入れが良く伝わってくる漫画でした。
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[投稿:2016-07-08 21:27:17] [修正:2016-07-08 21:27:17] [このレビューのURL]
4点 rさん
主人公がパーフェクトなのはストーリー上仕方ないとして、それでも結局ひとりでやっちゃうのかという印象は残ってしまう。
ストーリー展開がちょっと安易かな、綺麗といえば綺麗か。
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[投稿:2010-08-28 17:32:15] [修正:2010-08-28 17:32:15] [このレビューのURL]
3点 ジブリ好き!さん
漫画としての面白さより、最近の医学を漫画で学ぶ本って感じ。
主人公が完璧すぎるのはいいが、やることなすこと全て難なく成功するので漫画としての面白みはかける。
医学にうとい人が読んで大丈夫かというと、結構専門的で、解説も長くて読む気にならないんじゃないかと。
ただ医学部生や医学に興味ある人にはそこそこウケはいいので、そういった方は読んでみてもいいかも。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-01-02 04:45:51] [修正:2010-04-09 22:19:20] [このレビューのURL]
3点 matsuさん
主人公が完璧超人過ぎて、感情移入ができない。
そして、医療漫画でありながら、命の重さなどは全く感じさせられない。
完璧な主人公が100%手術を成功させるため、緊張感がない。
淡々と手術内容を伝えてるだけで、何を読者に伝えたいのか全く分からない。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-09-16 18:54:37] [修正:2009-09-16 18:54:37] [このレビューのURL]
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