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7.6点(レビュー数:30人)

作者手塚治虫

巻数5巻 (完結)

連載誌週刊文春:1983年~ / 文藝春秋社

更新時刻 2012-10-20 19:44:34

あらすじ 舞台は第二次世界大戦中の日本とドイツ。
ベルリンオリンピックの取材でドイツにきた新聞記者の峠草平に
ドイツで暮らしている弟から連絡がくるが、その直後に弟は殺害される。
そしてそれが弟がアドルフ・ヒットラーに
関する重大な情報を日本に送ったことが
原因であることを峠はつきとめる。
その秘密とはヒットラーにはユダヤの血が混じっているものであった。

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アドルフに告ぐのレビュー

点数別:
26件~ 30件を表示/全30 件

6点 カルマさん

“本当の正義”について問う作品。

読み終わった後に少し考えさせられました。
ちょっと大人向けの作品かな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-27 21:06:24] [修正:2006-12-27 21:06:24] [このレビューのURL]

7点 はと時計さん

まさに時代の先駆者。
手塚治虫はさすがだなと思える作品。
戦争の持つ狂気を見事に描きつつも
3人のアドルフとそれに関わる人々の
人間ドラマとしての面白さを併せ持っている。
週刊文春連載というのも実に頷ける。
社会派漫画の秀作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-15 21:49:46] [修正:2006-11-15 21:49:46] [このレビューのURL]

10点 メタ猫さん

[ネタバレあり]


とりあえず一言で言うならスゴイです

読んだ理由は母親から勧められて読んだのですが、ぐいぐい引き込まれていきました、
まずは推理部分、普通に飽きさせなかったです、一つの文書をめぐる政府とレジスタンスの奪い合いを巧みに描いてます、もう一度いいますが最後までほんっとに飽きさせないです、

次にテーマ性、後半は神戸空襲も描かれており戦争の悲惨さを激しく感じました、そしてユダヤ人の差別など結構な数のテーマをいっきに受け止めた感じです、なにより正義の定義とはなにか?そして悪の定義とはなにか?と全てを読み終わってから激しく考えさせられました、

手塚さんは本当に天才なんだと思いました、この漫画は凄く深いメッセージと凄く面白い推理と凄く人間臭いキャラクターを詰め込んだ最高の1作です、戦争をさせている人達に読んで貰いたいです、そして読んだ後に正義ってなに?悪ってなに?と聞きたいです

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-10-15 00:00:13] [修正:2006-10-15 00:00:13] [このレビューのURL]

8点 kamakuraさん

いやあこの構成力にはすさまじいものを感じます。
手塚治虫の劇画、サスペンス路線では一番好きな作品です。
(ブラックジャックは除く)

何を言ってもネタバレになってしまいそうなのでこれぐらいに
しておきます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-09-19 20:43:55] [修正:2005-09-19 20:43:55] [このレビューのURL]

7点 noriさん

もしヒットラーにユダヤ系の血がまじっていたら?
という設定をもとに3人のアドルフを描いた大河漫画。
主人公の3人を中心に様々な人々の人生をみごとに、それも他の登場人物の人生と交差させながら描いていた壮大なスケールの漫画。
この複雑なストーリーをこの短さでしかもわかりやすくまとめているのは
さすが手塚治虫というべきだろう。
3人の主人公から人間らしさを感じる名作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-11 18:17:30] [修正:2005-05-11 18:17:30] [このレビューのURL]

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