バクマン。のレビュー
8点 DEIMOSさん
面白いのだが、その「面白さ」が普遍的なものではなく、理解が得難いのが問題だ。
まず、ありがちな批判として、
・リアリティがない
・ストーリーにのめりこめない
のようなものがある。
確かに、やたらに文字が多いこの漫画にその指摘は的確かもしれない。
しかし、このマンガの本質というか前提は、
「バクロマンガ(=バクマン?)」
なのであり、完全なメタマンガなのである。
つまり、ワンピースおもしれー、とかナルトさいこー
とか言う次元で楽しむマンガではないということが重要。
(※ワンピースやナルトを否定するものではない。)
こんな奴いたら面白いな、とか、ジャンプシステムを自社のシステムでも活かせないだろうか、とか、漫画の多様性すげー、とか、そういう新鮮さがここにはある。ある意味では、スター不在の現在の漫画界に対するアンチテーゼともとれなくもない。
我々漫画読みは面白い漫画を求め、分析し、語り明かすのをライフワークとする(時として自分でも描いてみてプロとの距離感を測る)のだが、この漫画はそういった会話のスパイスとなりうる。
この漫画の面白さは、そういう類の面白さなのだ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-08-29 23:09:48] [修正:2009-08-29 23:09:48] [このレビューのURL]
6点 イカ墨さん
いまのジャンプの中だとなかなかのおもしろさだとおもいます。ジャンプで読み飛ばしてる人はちょっとよんでみてください
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-08-23 14:56:52] [修正:2009-08-23 14:56:52] [このレビューのURL]
4点 メカざわさん
漫画家を描いた漫画。絵は良。
正直なにが面白いのか分からない。完全に子供だましの漫画ですね。本作品にも描かれているとおり、主人公にインパクトがあり、どんどん強くなっているのが少年漫画の醍醐味・・・そしてジャンプではそういう漫画でないと生き残れない・・・とあるせいなのか、ほんっとそのままですね。言わば漫画家の教科書みたいな作品なのだろうけど、魅力あるかといわれるとそうでもない。なるほどと思われるが、これはすごいとは思わせない。そんな中途半端な印象ですね。
漫画家を目指す才能ある少年が挫折を味わいながら徐々に成長してく・・・そんな世界を描いているのでしょうが、リアリティを求めているのか、描かれるドラマがしょっぼい。例えば、浦沢先生が描く「YAWARA」や「HAPPY」なんかは必要以上のドラマと挫折を描いているが、それくらいのインパクトが欲しいものだ。この先、同じテンションで漫画が続くのであれば、早期完結をすることをお願いしたいものだ。
はっきりいって、ヒカルの碁やデスノートで有名になった小畑先生の絵だからこそ評価される作品だと思う。つまりにはネームが弱すぎる!こんなものを載せているようではジャンプに未来はないな。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-08-19 01:19:03] [修正:2009-08-19 01:19:03] [このレビューのURL]
5点 アキラさん
現在2巻まで読んだ感想。微妙です。出版社に作品を持ち込む話あたりはジャンプの裏話的な要素もあってリアリティがあり面白かったが、恋愛話に関してはリアリティがなさすぎて読んでいて何か恥ずかしくなってきます。この漫画はわざわざ小畑先生が絵を担当しなくても良かったのでは・・・
単行本には大場先生のネームが掲載されているが、このままの絵でも十分に読める。というかむしろ大場先生の絵ならあのクサい恋愛話も許せてしまうと思いました。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-05-16 23:36:41] [修正:2009-05-16 23:36:41] [このレビューのURL]
3点 Couchさん
「G戦場のヘブンズドア」の読後ゆえの評価のため、あんま参考にならないかもしれません。
でもコレのレビューはこんな時でしか書かないでしょうから…
第一印象は「まぁ流行るんだろうなぁ〜」程度、最近は「漫画業界ってこんな感じなんだ、ふ〜ん」程度………作品自体にはある程度の価値が見出せるかもしれないけど、エンターテイメントとしての漫画として、すくなくとも少年誌に載せる漫画として、全然魅力を感じないです。「おもしろくない」です。
将来漫画家を目指すヒトには一読の価値ぐらいはあるんじゃないですか?
それもジャンプ掲載志望のヒトに限って…
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-04-12 00:47:20] [修正:2009-04-12 00:47:20] [このレビューのURL]
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