ホーム > 青年漫画 > ビッグコミックスピリッツ > セルフ

6.55点(レビュー数:9人)

作者朔ユキ蔵

巻数4巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:2008年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 00:45:52

あらすじ 自分のペースでアプローチしてくる彼女。職場の親睦のためと称した定例の飲み会。そんな状況に微かな煩わしさを感じつつも、抵抗もせず受け入れて生きている国木田陽一。ある時、職場の図書館で貸出人気の高い、マスターベーションに関する学術書の存在に気づく。同僚はその話題で盛り上がるが、陽一には、実はオナニーの経験がなく…

シェア
Check

セルフのレビュー

点数別:
6件~ 9件を表示/全9 件

7点 とろっちさん

「誰が聞いてもバカなことにしか見えないものを真剣に研究する」漫画。
しかしその研究対象は自慰行為。 とにかく何かがおかしい作品。

女性の作者によって健全な部類の青年誌で連載されていたためか、あまり下品な印象もなく、
高尚なテーマを追求するかのごとくに描かれているのが笑いを誘います。
登場人物の姓がなぜかみな明治の文豪に由来しているのも高尚さを皮肉っているのかも。
まあ極論すると、いい歳してオナニーに振り回される主人公と、そんな主人公にさらに振り回される
彼女や同僚を淡々と描いたコメディです。

普通のラブコメならば告白シーンになりそうなシチュエーションで、ヒロインが真面目な顔して、
「私でオナニーしてるんですか?」
「……………はい」

何だこのおバカな展開。
何事も大人になってからはまった方が、周りも見えなくなるほどに突っ走る傾向があるとは
よく言われる話ですが、主人公の研究者気質もあってか、真面目におかしな方向へ没頭していくのを
見ているのがとにかく楽しい作品。
とりあえず同僚の泉さんがとてもかわいく見えます。

いや本当に、こんなテーマなのにどこか気品があり、それでいて面白くまとめているのはすごいです。
あんまり長続きさせるような漫画でもないですが、全4巻はやっぱり短いなあ。
もうちょっと読みたいと思わせてくれる作品でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-21 00:54:28] [修正:2011-04-21 00:55:13] [このレビューのURL]

オナニー漫画。
といっても作者の自己満足作品という意味ではなく
文字通り自慰行為をテーマにしたコメディ。

今まで女性に不自由した事が無かったため、大人になるまで
オナニーを経験した事が無かった主人公がその魅力にとりつかれ(笑)
オナニー研究に没頭していくというストーリー。
絵柄が変わった影響もあるんですが、同作者の代表作である
「つゆダク」とは対照的で、エロメインなのに読んでいても非常にさっぱりとした印象を
受けます。

真面目にオナニー研究という構想はいいんですが、全体を通して読むと
オナニーのハウツーや、様々な性技の開発を説く・・・でもなく
オナニーにハマった主人公を取り巻く女性達との恋愛模様・・・でもなく
メインに何を据えるのか不明確であるため読後感は少々モヤっとした感じを受けなくも無いです。
ネタや登場キャラが良かっただけに+α盛り込まれなかったのが惜しい所。
前半の盛り上がりの割りに意外にスッパリと終わってしまったのは
そこら辺、中途半端にグダグダ描いてしまうよりは早々に見切りをつけた、という判断かも

ただ、単純におバカコメディとして読んでもかなり面白いと思います。
特に主人公の彼女有加がいいキャラで、勘違い言動に毎回爆笑させられました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-08 22:29:17] [修正:2011-03-09 23:24:31] [このレビューのURL]

6点 えりくらさん

 それまではただただ、受け入れるだけのものだった。

 相手が望むから、する。
 相手が気持ちいいと言ってくれるから、する。

 見事なまでに、陽一のその行為には“自分”がいない。 

『俺は、彼女たちの性器のドレイだ』

 だが、自らの意志で自らを握った時、陽一は変わった。

 相手に望まれるからするのではなく、相手が気持ちいいからするのでもない。

 自分がそう望むから、自分が気持ちいいから、する。

 そこには自分しかいない。自分以外には何もない。

 


 これは、遥か昔に失ってしまった“自分”を取り戻すべく戦い続ける一人の男の物語である――!






 よし、オナニーして寝よう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-01 23:12:56] [修正:2010-07-01 23:14:17] [このレビューのURL]

7点 bugbugさん

こういう一見ふざけた題材を真剣に描いた作品は大好物です
設定だけで笑えます

未知のものにはじめて出会った人類はどういう行動をとるのか
こう書いてしまうと、若干大袈裟ですが
自慰行為に至る過程を、真正面から心理を含め描写しているので
おバカな設定のくせに、説得力があります

ギャグもその行為にまつわるものが大半ですが、クオリティが高い

まだまだ、序盤ですので飽きはないですが
飽きられやすい内容だけに、これからの展開を注視していきたい

作者が女性なので、男性だけにとどまらず、女性にもお勧めできます

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-31 23:33:07] [修正:2009-06-05 06:09:40] [このレビューのURL]


12
次の10件>>

セルフと同じ作者の漫画

朔ユキ蔵の情報をもっと見る

同年代の漫画

ビッグコミックスピリッツの情報をもっと見る