漂流教室のレビュー
9点 そのばしのぎさん
絵だけみるとオカルトホラー。走るポーズはどうみてもギャグ。
話の内容はSF。こんな漫画描ける人は他にいない。
実は最初に読んだ時、最終巻だけ読みそびれて、長い間ラストを知らずに
もやもやしていた漫画でしたが、現代に帰るか全滅かのどちらかしか
予想できなかったのでなかなか面白い展開でした。
小学生が麻酔なしで盲腸の手術だとか、その辺のリアリティのなさにこだわる人も多いとは思う。
多分そこを気にしちゃう人にとってはつまらない作品かもしれない。
ただこの漫画におけるSFの定義はサイエンス・フィクションではなくサイエンス・ファンタジーではないだろうか。
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[投稿:2010-10-03 05:29:15] [修正:2011-01-08 14:55:44] [このレビューのURL]
8点 スケフサさん
まず発想がおもしろいですよね。学校自体がどっかいっちゃうっていう。
不気味なタッチのおかげですごいドキドキしながら読めました。
だいぶ前の漫画ですが今でもとてもおもしろいです。
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[投稿:2010-10-23 22:24:47] [修正:2010-10-23 22:24:47] [このレビューのURL]
8点 ノゲイラさん
読んでいて”なんだこりゃ”と思う箇所が多々あります。
怪虫を倒すための罠とか絶対子供じゃ作れないでしょ笑
あと、富士山の方まで歩いてすぐに行けたり、大友くんが犯人だっての告白してすぐに仲直りできたり、ちょっと違和感を感じる部分がありました。
その辺はもう少しリアルに描いてほしかったです。
しかしながら、極限状態の人間をうまく描いていると思います。
あとは恐がらせるのがすごくうまいですね。
概してのめりこみやすく、熱中して読んでしまいます。
なので、上記の違和感を込みでも8点で。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-07-27 19:51:54] [修正:2010-07-27 19:51:54] [このレビューのURL]
8点 ジブリ好き!さん
Dir en greyとコラボしてくれたおかげで知ることができた作品。
はっきり言って怖かった。
「ぼろきれになるまで戦ったんだね…」というセリフ。
おぞましすぎる僕らの末路、新人類…
生理的に受け付けないって感じの恐怖を体験しました。
TVのインタビューや対談で良く出ますが、楳図先生はどう描けば人が怖がるか、恐怖を感じるかを徹底的に研究したそうです。いや、マジで怖い。この作者以上に恐怖を感じることはないでしょう。「なるたる」も「サイコ」も彼の作品の前ではグロくない!
パニック・サバイバルのジャンルだけど、ここまで完成度が高いものは映画でもないと思う。
劇的な展開、残酷な運命、それでも結束し、希望の光を見失わない子供たち。小学生とは思えない知力・精神力だけど、少年漫画なので許す!
地下鉄を辿っていく場面は猿の惑星(リメイク版じゃないよ)を思い出しました。先の見えない展開、恐怖心が、まるで自分がそこにいるかのような臨場感を生み出す。漫画でここまでシンクロで来たのはこの作品のみ。
楳図だからグロいのはしょうがない、と思えれば良質な名作以外の何物でもない。Happy Endじゃないけど、ちゃんと最後に希望も残されている。ぜひお勧めしたい作品だ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-12-17 23:07:47] [修正:2010-02-18 17:43:33] [このレビューのURL]
6点 matsuさん
北斗の拳のように真面目に読むのと斜に構えて読むのでは全く印象が異なる作品。
ギャグマンガとして読むと、思わず笑ってしまうことが多々ある。
大友君が主人公高松君を殺そうとした直後に「犯人は僕だーっ」と叫ぶのは腹がよじれるほど笑った。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-11-25 08:13:03] [修正:2009-11-25 08:13:03] [このレビューのURL]
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