ヒカルの碁のレビュー
9点 codyさん
囲碁なんて興味ないし、読んでもルールわかんないからおもしろくないだろうとずっと避けていたけど、これ、やばいですね。
おもしろい。そして熱い。スポ根にも通じるものがある。囲碁ってこんなに熱い競技だったのか。囲碁と言えば、縁側でおじいちゃんが老後の楽しみで打つイメージしかなかったので、目から鱗でした。
ヒカルの成長や佐為との別れ、ライバルたちとの戦い。どれも少年漫画として完成された一つの形だなと思います。
結局最後まで囲碁のルールは全くわかんなかったけど、それでも全く問題なく読めます。
最後の方は蛇足だという意見もあるようですが、ジャンプ的には佐為に依存した成長だけではらしくないと思います。佐為がいなくなったあとも一人で成長し続けるヒカルを描く上で大切でしょうし、佐為編に負けない熱さを持っていると思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-01-22 17:37:17] [修正:2010-01-22 17:37:17] [このレビューのURL]
7点 電光石火さん
絵も綺麗、ストーリーも秀逸。
碁が分からなくても読めるようにできているし、雰囲気で十分に楽しめてしまう。
主人公であるヒカルが無闇やたらに強くなるわけではなく、要所要所で負けて悔しい思いをし、成長する。というか、大事な戦いではたいてい負けます。そのあたりがなんだかリアルだし、応援したくなってくる。
ヒカルだけでなくほかのキャラクターたちも魅力的。個人的にはプロ試験あたりが一番好き。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-04-12 23:13:08] [修正:2008-04-15 19:49:43] [このレビューのURL]
8点 Leonさん
読んでて囲碁に興味を持たなかったけど、それでも物語に引き込む
力は凄いなと思う。設定はファンタジーだけど、主人公のヒカルを
はじめ個性的なキャラクター達の成長や人間関係がリアルに感じ取れる。
小畑先生の画力も流石でバリバリ読ませてくれる。
掘り下げられなかったキャラがチラホラいたけど、小畑作品では一番好き。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-11-02 23:31:16] [修正:2022-03-30 07:51:12] [このレビューのURL]
8点 ポケモントレーナーみゆきさん
ポケモントレーナーみゆきです!
ヒカルの碁は、何度読んでも楽しめる名作です♪
このアニメにハマって囲碁をやってみた(当時の)小中学生はきっと多いハズ!!
大人になってから読み返してみても、ひたむきであることやその時を大切にすること、なりふり構わず目標に向かうことなどの大切さを感じるマンガです♪
主人公・進藤ヒカルは、ある日祖父の家の蔵で、血がついた碁盤を見つけます。
その血はヒカルにしか見えず、それがきっかけでヒカルは藤原佐為(ふじわらの さい)という烏帽子を被った幽霊に取り憑かれてしまいます。
ヒカルにしか見えず、触れることも出来ない佐為は、ヒカルになんとか願いを叶えてもらえるようにアピールします。
佐為が望むことは唯一つ。
囲碁を打ちたい。
平安の世でも碁打ちとして貴族階級の相手を務めた佐為は何としても囲碁が打ちたいとヒカルに頼み込みます。
根負けしたヒカルは、囲碁が打てる場所として碁会所へ。
そこには同年代の少年・塔矢アキラの姿が。
自分と同じ小学生と打ちたいと願い出たヒカルの相手を受けたアキラ。
碁石の持ち方すら危ういヒカルですが、佐為の指し示す通りに打っていくことでアキラを圧倒していきます。
囲碁の名人の息子であり、自身もプロ試験を受ければ合格間違いなしと言われているアキラ。
同年代でこんなに強いやつがいるのか…
と衝撃を受けたアキラは次第にヒカル(の中身である佐為)を目標として定めます。
まったく囲碁に興味がなかったヒカルですが、アキラの真剣さに触れたことで興味を持ち始めます。
そして、自分ではなく佐為のことばかり見ているアキラを見返してやるためにも、どんどん囲碁にのめり込んでいき…
という物語です!
まったく知らなかった囲碁の世界。
勝負の世界で生きる真剣な姿は良い刺激をもらいまくりです♪
以上、ポケモントレーナーみゆきでした!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2020-04-06 18:39:27] [修正:2020-06-16 19:57:54] [このレビューのURL]
9点 gundam22vさん
読了後も囲碁のルールは全然分からないままなんですが、この漫画の囲碁の深さ、熱を伝える姿勢は現在も名作の評を得ているだけはあります。高くて綺麗な画力が支えているのは確かですが、シナリオも最初から最後まで目を離せません。一見イロモノな幽霊がとり憑く設定も本筋の囲碁物語を描くことを邪魔しませんでした(むしろとっつきやすくなった)。将棋で言えば「ハチワンダイバー」と近いものがありますが、堅実かつ他の要素に頼らず囲碁で貫き長編作で面白さを保ったところは特筆ものです。
少年漫画ですが終盤でも主人公が最後まで格上には全く勝てないところ(ラストの海外戦が良く言われるが、実はライバルにさえ一勝も出来ずに終わる)が徹底されているようにシビアな部分もあります。ここは好みが割れるかもしれませんが、個人的に面白さでは揺らぎを感じませんでした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-04-16 01:42:09] [修正:2017-04-16 01:42:09] [このレビューのURL]
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