ベルセルクのレビュー
8点 いすさん
序盤のガッツは、ベルセルク=バーサーク(狂戦士)の名に恥じない、
狂いっぷりだったが、作品自体がメジャーな存在になり過ぎたためか
残虐性が陰を潜め、すっかり大人しくなってしまった。
キャラ人気がついてきたのか、愛着が沸いたせいか分からないが
初期の登場人物に対してのような
無慈悲なまでに容赦ない仕打ちが見られなくなった。
ゴッドハンドや使徒らに対抗する為とはいえ、魔法に手を出したのは
安易で、結果、作品全体がありがちな世界観になり、安っぽくなった。
そして…テレジアは、いつになったら再登場しますか?
色々、書きましたが、ダークファンタジーの最高傑作。
かれこれ、15年以上の付き合いになるので、
完結まであと10年かかろうとも、最後まで見届けます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-03-05 11:15:18] [修正:2010-03-05 11:15:18] [このレビューのURL]
7点 Josef Joestarさん
因果律の中でもがく狂戦士を主人公とした強烈なブラックファンタジー。
ストーリーが壮大になるのと比例するように上達していく作者の画力を
体感するだけでも一見の価値アリ。
特に30巻以降の絵は、ガッツの戦う姿のごとく、
執念というより作者の怨念に近いものが感じられる。
連載開始から20年余りたっても終わりが見えないこの話。
完結してから一気に読むというのは最早現実的でない。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-21 21:18:27] [修正:2010-02-21 21:18:27] [このレビューのURL]
9点 フクポルさん
<所持歴:全巻。収集中>
重々しい絵柄、設定、残虐描写など賛否が分かれるでしょう。
**
どんどん熱中してページをめくるのが止まらない、
次のページを見るのが楽しみっていうドキドキワクワクな作品は
結構ありますが、これほどページをめくるのに「ある種の覚悟」
が必要な作品は、そうそうありません。
何度となく読み返してますが、触のところはいつも読み飛ばしたくなります。
けれど読んでしまう・・・そして胸が痛くなる・・・
そんな作品はコレとデビルマンくらいです。
**
好きな人はとことんハマり、そうでない人はある種の嫌悪感すら感じるかも。
自分は前者です。
内容等については皆さんが書かれてるのと同じですので割愛。
この膨れ上がった世界を上手く纏められるか。
収拾付かなくなってる作品は多数ありますが、
纏めて欲しい、キッチリ完結して欲しいと願う作品は今の所これだけです。
外野から勝手に心配しつつ次巻を待ちます。
ついこの前読み返して、**〜**の部分を追記しました。
1巻から33巻まで徹夜で読破し、改めて面白さを痛感。
てことで、点数も8点→9点に変更しました。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-02-22 15:01:43] [修正:2010-02-07 21:49:59] [このレビューのURL]
8点 三蔵さん
ダークファンタジーの傑作。
超スローペースな連載をしながら、
ストーリーに一切の無駄が無いところがすごい。
作者が長年にわたり、作品に対して真摯に向き合っている証だと思います。
特長は、1989年から連載しているにも関わらず、
主人公の魅力が色褪せていないところです。
今の漫画には珍しい、武骨な感じが逆に新鮮!
ゆっくりでいいから確実に結末を迎えてほしい作品です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-06 19:48:05] [修正:2010-02-06 19:48:05] [このレビューのURL]
8点 カレーさん
王道といわれる「剣と魔法」のファンタジーのジャンルの傑作。
広大な世界観と高い画力で細部まで描きこまれた絵に圧倒されます。
とりあえず読んでほしい作品の一つです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-01-16 17:25:01] [修正:2010-01-16 17:25:01] [このレビューのURL]
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