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6.93点(レビュー数:16人)

作者大友克洋

巻数1巻 (完結)

連載誌アクションデラックス:1981年~ / 双葉社

更新時刻 2011-10-20 14:23:02

あらすじ 超能力が殺人のチェイスを始めた!ペンと墨が構築した超四次元コミック。日本SF大賞に輝く初期大友作品の頂点に立つロングセラー。

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童夢のレビュー

点数別:
11件~ 15件を表示/全16 件

6点 そのばしのぎさん

「真っ赤なトマトになっちゃいな」というのは当時の仲間内で流行った名台詞でした。
現在では評価する事は難しいかもしれません。反対に言えば現在は少なからず影響を受けている漫画家が多いと思います。
手塚治虫が「大友克洋みたいな絵はかけるけど、諸星大二郎の絵は描けない」と引き合いに出すくらい、当時大友克洋のような絵を描ける漫画家は当時いなかった。
特に複雑なストーリーらしき物もなく、超能力を持つ少女と老人の闘い、ひたすら破壊される建築物が描かれているだけです。それだけで息を呑んだ物でした。
ただ漫画という表現が限りなく映像に近づいた作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-21 23:52:44] [修正:2010-09-21 23:52:44] [このレビューのURL]

6点 とろっちさん

読んでいて何か違和感があると思ったんですが、
登場人物の感情がわからないようになっているんですね。
作者の表現力がものすごいので、不気味さが引き立ちます。

はっきり言って、話の意味はわかりません。
しかし、意味を追い求める類の作品ではないと思います。

ただ単に団地を崩壊させたかっただけなのでは。
そう思えるほど圧倒的なシーンです。それだけでこの点数です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-10-25 22:14:00] [修正:2009-10-25 22:14:00] [このレビューのURL]

4点 右から左へ。さん


独特の世界観を持った漫画。作者の代表作にAKIRAがあるが、アニメ版をかなり昔に見たきりで、その漫画は詳しく読んでいない。

この作品、評価ははっきりと分かれると思う。

序盤は、刑事たちの会話や捜査の進捗を背景として、わかりやすい構成となっている。だが、登場人物がなぜ殺されていくのか、理由は特にないのだろうが、全く理解できなかったし、共感することもできなかった。中盤以降は、超能力者たちの戦闘漫画となるが、この破壊衝動はどうにかしてほしい。あまりに理不尽である。殺したかったから殺すという思考は、教育上云々ではなく、一般的な読者は取り残されてしまうのではないだろうか。

もちろん、画力はすごい。とても丁寧で、細部まで描き込まれており、独特の雰囲気を醸し出している。だが、それだけの漫画ではないだろうか。無内容すぎる。心理描写がまるでないのだ。

総じて理解に苦しむところが多いこの漫画、私の理解力不足もあるのかもしれないが、なぜこのように高評価を得ているのか、よくわからなかった。画力が卓越しているため、無内容で不条理な戦闘漫画であっても、理屈抜きに楽しめる人は楽しめるのかもしれない。

だが、私には雰囲気だけの漫画としか感じられなかった。肌に合わなかったと言うこともできるかもしれないが。よって、暇つぶし程度の漫画、4点とした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-12 23:15:33] [修正:2008-10-12 23:15:33] [このレビューのURL]

9点 NIMUさん

[ネタバレあり]

AKIRAよりもずっと好きです。
超能力バトル面白過ぎです。
でも、一番の魅力はやっぱり絵ですね。
団地を何故あれだけ魅力的に書けるのだろう。
絵上手すぎで9点です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-15 00:22:31] [修正:2008-07-15 00:22:31] [このレビューのURL]

7点 カルマさん

個人的には『AKIRA』よりも楽しめました。
舞台が住宅地ということで、世界が狭いと感じなくもないけど。
超能力バトルの描写とマンション崩壊の迫力は流石としか言いようがないなぁ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-01 20:10:10] [修正:2007-07-01 20:10:10] [このレビューのURL]

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