SUGARのレビュー
5点 rankyさん
天才。
ただただ天才。
友情・努力・正義をぶっ飛ばす圧倒的な才能。
それを描いたボクシングマンガです。
他の方のレビューを見ながら思ったのは、
このマンガは前半後半に分かれているかもしれません。
主人公の人間性を中心に描いた前半と
ボクシングを中心に描いた後半。
ザ・ワールドイズマインしか読んだことない状態/印象で読んだので
新井英樹ってこんなのも描くんだ、とか思っちゃいました。
前半に"らしさ"が出てるなー、と思ったからか、
後半に物足りなくなってしまったというのが個人的な印象。
好みの問題です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-07-22 18:41:56] [修正:2010-07-22 18:41:56] [このレビューのURL]
8点 parkhabioさん
ボクシング漫画の中で一番好き。
まぁボクシングものっていうより、マラドーナ、ロマーリオ、アリ、タイソン。。。みたいな素行不良・破天荒な天才の話。
新井作品なので当然、完全無欠のヒーローといった事は無く、ボクシング以外は人間として欠落した、良くも悪くもウザさ全開の主人公。さんざん暴れまくっても、結局は童貞のゆとりの無さの粋を出てないから、余計にウザい。
中尾等のサブ・キャラの個性も突出している。
動きの描写も格好良く、新井秀樹とスポーツ漫画の組み合わせは案外良いと思った。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-06-01 19:56:55] [修正:2010-06-02 01:51:07] [このレビューのURL]
9点 かずーさん
これは面白い。興奮する。
序盤はちょっとグダグダ感はあるものの、中盤から終盤にかけては圧巻。
一気に引き込まれ興奮の坩堝の中、終演を迎える。
新井氏の作品は、「宮本から君へ」 が全く合わなかった(面白くなかった)
ため、ずっと敬遠してきたが、本作品を読んでイメージが一転。
氏の他作品も読んでみようという気になった。
ただ何気ないシーンで、本編に関係のないセリフが入りすぎ。
おそらく生活感というか現実感を出すための演出なのだろうが、スムーズ
に読むことへの阻害要因になるだけで、必要のない演出だと感じる。
この作品には続きがあると察するので、早速探して読んでみようと思う。
いやー、面白かった。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-03 18:12:48] [修正:2010-02-03 18:12:48] [このレビューのURL]
8点 umaidoさん
1から7巻までは全て布石
最終巻で天才がボクシングに目覚めるまでを描いています
目覚めの瞬間はトリハダ立つほど盛り上がる
新井英樹の作品の中では読み易く、それでいて濃い
ボクシング好きじゃなくてもオススメ
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-01-24 02:50:36] [修正:2010-01-24 02:52:22] [このレビューのURL]
8点 DEIMOSさん
「The・天才」を描いたボクシング漫画。
天才への憧憬、一途な夢、誰しも持つであろうその感情を、いつ我々は失ってしまったのだろう。往々にして、それは、目の前に現れた「真の天才」に打ちのめされた時である。
そういった「天才」像を新井英樹が一癖も二癖もある表現で、面白おかしく描いている。
ボクシングの描画はむしろわかりにくい。攻撃なのか、防御なのか、スピード感をもって読むには記号性に欠く。
ただ、すさまじい速度をもって動いていることだけは確実に伝わる。
この「ひっかかりと圧倒的な感じ」こそ新井英樹の持分ではないか。
何か分からないが凄い。
気分悪いけど、続きが気になる。
したっけ、唯一残念なのは、挫折→再起の流れで突如として終る作品のたたみ方。
一貫した作品としてみると、ボクシング要素でもう少し魅せて欲しかった。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-12-26 22:17:52] [修正:2009-12-26 22:17:52] [このレビューのURL]
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