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7.14点(レビュー数:21人)

作者浦沢直樹

原作工藤かずや

巻数8巻 (完結)

連載誌ビッグコミックオリジナル:1986年~ / 小学館

更新時刻 2011-01-12 12:58:13

あらすじ 元傭兵の日系人「ジェド・豪士」。彼は民間軍事援助組CMA織所属の戦闘インストラクター。自らの身を守る手段を教えるのが彼の仕事。

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パイナップルARMYのレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全21 件

8点 臼井健士さん

「キートン」の原型として興味深い作品。
「キートン」が文系のプロなら「ジュド・豪士」は理系のプロと書くと分かりやすいか。

画はキートンほど洗練されておらず「ぎこちない印象」は拭えないものの、基本的には「キートン」同様1話完結の「ストーリー」で読ませる作品。そこに「歴史」「紛争」「軍隊」というキートンよりは狭い枠内に的を搾った専門知識の味付けがなされていて十二分に楽しめる作品に仕上がっている。

好きなエピソードは「聖者現る」。マフィアの幹部だった男が組織の追っ手から逃れて田舎の村に牧師として住み付き、希望を失い「生きる屍」と化していた村人と村を勇気付け甦らせていく話。
読後の満足感が何とも言えない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-23 20:14:22] [修正:2010-11-23 20:14:22] [このレビューのURL]

7点 トトさん

ジェド豪士+考古学の知識=キートン先生


全体としては男のロマンが詰まったマスターキートンのが好み。
ただルパンファミリーみたいな仲間がいるのでその点がお気に入り。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-12-17 19:11:13] [修正:2010-07-23 12:35:08] [このレビューのURL]

8点 フクポルさん

<所持歴:全巻>

まだ「マンガ=ジャンプ」という公式が成り立ってたガキの自分に
「こんな面白いもんがあるんか」
と視野を広げさせてくれた偉大な作品。

多分、まだ子供だった自分でも素直にヒーローとして受け入れられた
ジェド・豪士のキャラクターがそう思わせたと思います。
ちょっと抜けてる所もあるけど、締めるときゃ締める、みたいな。
一見ぶっきらぼうで依頼人を突き放してる様でも、影ではキッチリと
フォローしたりして、これぞ主人公って感じです。

完成度とかで言えば、多分後発のキートンとかモンスターに軍配が上がるかもしれませんが、
浦沢直樹という作家を知り、以降のマンガに対する価値観を変えさせてくれたという点で
一番好きな作品です。

ただ、結果として「浦沢作品=シリアス物」という図式が確立され、
スピリッツ作品(YAWARAやHAPPY)に手が伸びないという
原因も作ってしまいましたが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-07 21:14:16] [修正:2010-02-07 21:38:00] [このレビューのURL]

8点 イカ墨さん

マスターキートンより前の一話完結の作品です。個人的にもマスターキートンより読みやすくなかなかよかったです
マスターキートンが好きなかたはこれも気に入ると思います

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-23 13:52:28] [修正:2009-08-23 13:52:28] [このレビューのURL]

5点 bugbugさん

マスターキートンより
扱う範囲が狭いので、まだこちらのほうが読みやすいですね
どちらもあまり好きじゃないのが正直な感想ですが

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-26 18:58:22] [修正:2009-01-26 18:58:22] [このレビューのURL]

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