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7.99点(レビュー数:289人)

作者岩明均

巻数10巻 (完結)

連載誌月刊アフタヌーン:1988年~ / 講談社

更新時刻 2012-08-21 12:43:08

あらすじ ある日、空から多数の正体不明の生物が飛来してきた。それは、人間に寄生して脳をのっとり、別の生き物となって日常生活に紛れ込む。肉体ののっとられた部分は「考える筋肉」とでも言うべき特性を帯びていた。高い知性を持ち、刃物や紐などの形に自由に変形し、寄生した個体と同族を捕食の対象とする。捕食の際には寄生体全体が口となる。そのエサは人間…間一髪で脳ののっとりを免れ、しかし右腕に寄生された主人公の高校生・泉新一。その「右腕」・ミギーとともに始める寄生生物=パラサイトとの戦いを描く。

備考 モーニングオープン増刊に不定期連載されていたが移籍した。

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寄生獣のレビュー

点数別:
16件~ 20件を表示/全259 件

10点 藤堂修さん

大人になって読んだ時の気づきがすごく、私の人生観にも影響しました。
地球の中の一つの生き物の人間。
地球側から見たら環境破壊をする人間が悪で寄生生物が正義となるのかなど
改めて今自分が様々なもののおかげで幸せに生きられていることの感謝に繋がりました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-12-31 16:59:32] [修正:2021-12-31 16:59:32] [このレビューのURL]

8点 勾玉さん

大抵の場合、哲学なんて語られても堅苦しくて説教臭く感じてしまい
「ご高説ありがとうございました」と言いつつ、半分以上は右から左に垂れ流しだ。
堅苦しいで終わればまだいいが、下手に手を出せば
作品全体を安っぽく見せてしまうことだってある。
そんな扱いの難しい哲学要素がこの漫画にもガッツリと盛り込まれているが、
話の流れを遮ることなく自然と物語の中に溶け込んでいるので堅苦しさは感じない、
それ以前にストーリー自体が「生命とは何か」を考えるプロセスのようになっており、
一貫したテーマとメッセージ性はむしろ心地よくすらあった。

とはいえ、そういったメッセージが映えるのはアクションサスペンスとしての
面白さが土台としてあったからだろう、
常にスリリングな展開を維持し日常が脅かされていく物語は哲学要素など無くても充分に面白い。
そしてそこに軸となる生命のテーマを置くことで、多重構造的な面白さをも実現している、
サラッと読んでもジックリ読んでも楽しめる懐の深い作品だ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-12-20 11:13:31] [修正:2019-12-20 11:48:27] [このレビューのURL]

9点 マルボロさん

面白い。その作品が現在書かれ出版されたなら、そこまで名作だと思わないかもしれないが、1990年にこの物語をかける作者は凄い。この作品がその後、他の作品に与えた影響。出版社が大手じゃないのも凄いです。女性キャラクターが全員 女っていうより、母親みたいなかんじで、とりあえず可愛くない。のが不満かな

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-12-02 06:24:45] [修正:2019-12-02 06:24:45] [このレビューのURL]

10点 naoto613さん

新一とミギーの会話や「勢い余って2周しちまったぜ」などセリフが面白い
戦闘シーンにも色んなパターンがあって面白い
色んな要素を10巻という少ない巻数に詰め込んでいるので密度が凄いです

一番好きな漫画 10点です

ナイスレビュー: 1

[投稿:2019-05-28 07:45:25] [修正:2019-05-28 07:45:25] [このレビューのURL]

7点 シンシンさん

少年漫画的?なオーバーなリアクションや現実的ではない展開や人物は少なくし、しかし全編に渡って各登場人物の思惑が交差するためダレないスピード感がある。少ない巻数で頭脳戦もあり人間ドラマもありの濃密な話である。
テーマ性重点の人向け。絵は上手いわけではないし表情も抑えめなのでアクション要素はそんなにない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2018-12-27 09:30:18] [修正:2018-12-27 09:30:18] [このレビューのURL]

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