あらすじ 日米は、世界でも類をみない高性能な原子力潜水艦「シーバット」を、極秘裡に造り上げる。日本によって資金、技術提供をされた日本初の原潜であったが、米第7艦隊所属という、数奇の宿命を背負った落とし子でもあった。艦長には、海自一の操艦と慎重さを誇る海江田四郎が任命された。が、海江田は突如、試験航海中に指揮下を離れ、深海へと潜行する。米軍は「シーバット」を敵と見なし、撃沈のため第3、第7艦隊を南太平洋に集結。しかし、大胆にもシーバットは艦隊中最大の空母「カールビンソン」の目前に堂々と浮上。独立国家「やまと」を全世界に向けて宣言したのだった。
備考 1990年に第14回講談社漫画賞一般部門を受賞。アニメ・ラジオドラマ化もされている。
沈黙の艦隊のレビュー
9点 福岡太郎ノ助さん
字が多いのが唯一の難点で、他には全く欠点のない素晴らしいマンガだと思います。潜水艦の話なのですが、別に一切知識が無くても普通にハマれて、
読後はすごく充実した感じがしました^^読むなら是非文庫版がいいかと思います。いつの間にかフツーに1時間とか経ってましたww
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[投稿:2010-05-10 15:43:16] [修正:2010-05-10 15:43:16] [このレビューのURL]
7点 オルシナスさん
だんだん評価が下がっていった作品。
リアリティとケレン味を両立させた稀有な作品だとは思いますが
終盤の展開には個人的に好きではないです。
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[投稿:2009-02-11 01:56:33] [修正:2009-02-11 01:56:33] [このレビューのURL]
5点 bugbugさん
いい歳したおじさんが方もファンが多い本作
誤解を受けがちだが、主人公の思想は世界平和を希求するもの以外の何物でもない
潜水艦の核で世界平和を実現するというアイディアは突飛でおもしろく
それに付随する細かいディテールにもこだわりが見られた
ただ、長い。長すぎる
助長な部分が多すぎて、読むのにすごく体力を要する
半分の巻数でまとめられたはず
その点で-1点
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[投稿:2009-01-23 03:29:00] [修正:2009-01-23 03:29:00] [このレビューのURL]
9点 トトさん
極秘裏に日米共同で製作され、自衛隊員により運営される原子力潜水艦「シーバット」がジャックされた。
ジャックしたのは艦長である「海江田四郎」。
そして海江田は「シーバット」を「大和」と改め一つのメッセージを世界へ送る・・・
『原子力潜水艦大和は独立を宣言する・・・!』
こんなストーリー。
ただこれも奥深いストーリーのほんの一面でしかありません。
国際政治に興味ある人なら間違いなくはまるでしょうし、真に専門にされている方でも、国会内の与野党の動きや選挙、国連安保理の描写やアメリカ首脳部の考えなどの圧倒的な裏方描写が脅威の説得力を持たせます!!
一度は読んでも損はないことは間違いありません。
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[投稿:2009-01-12 17:45:32] [修正:2009-01-12 17:45:32] [このレビューのURL]
9点 Sealさん
中学、高校時代に夢中で読んでいたのを思い出す。
主人公はアメリカとの戦いを経て、世論を味方に付け国連を動かす。最終的にはアメリカを動かし世界が主人公の理想実現に向けて動き出す。
主人公の理想を実現していくのは主人公自身ではなくアメリカになるところが現実的で良いと思った。
だが、何事もちょっとうまく行き過ぎだろって部分もあるので純粋にエンターテイメントとして楽しむのがいいだろう。
かなりの良作なので今の高校生あたりが読んでも面白いと思う。
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[投稿:2008-06-12 20:28:28] [修正:2008-06-12 20:28:28] [このレビューのURL]
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