ベルサイユのばらのレビュー
7点 columbo87さん
このへんになると知名度はすごいもんだ。言うまでもないレベル。
時代を表現するのがめちゃくちゃ巧い。
外伝もおもしろく読めたがアレはアシかなんかの描いたのではないの?
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-06-04 18:13:35] [修正:2011-06-04 18:13:35] [このレビューのURL]
9点 臼井健士さん
フランス革命について知りたければこの漫画を読め、という位に世間で認知されている古典的名作。
男装の麗人を主人公とするところはいかにも少女漫画だが、内容は繊細にして深謀。
太陽王・ルイ十四世を頂点とするブルボン王朝の斜陽期に皇太子・ルイ十六世に嫁いだオーストリア皇女にして女帝マリア・テレジアの娘、マリー・アントワネットの数奇な生涯を描く。
アントワネットの浪費だけが、フランス財政を破綻させたわけではなく、財政不振はルイ十五世時代から続いていた慢性的なものだったのだが、彼女は特権階級を憎む民衆からその象徴のように捉えられていたためより憎まれていたということだろう。
ただこの漫画から学んだのは「失敗には普遍性があるけれど、成功には普遍性はない」ということ。
時代や場所に違いはあれど、失敗する要素には共通点があるということだ。
「浪費」「専横」「無知」「女」「戦争」・・・・いずれも「大きな力」を持つほどに責任が重くなり、その責務を認識できぬ者には歴史は情け・容赦なく鞭を打ってきた。
これに対して成功する人間というのは「とんでもないやり方」で成功していく人間が出てくるからな・・。
現代に生きる我々も決して落ちてはならない「落とし穴」と認識しよう。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-07-31 07:46:07] [修正:2010-07-31 07:46:07] [このレビューのURL]
8点 limolimoさん
いかにも少女漫画な絵柄で名前は知ってたけど内容は知らなかった作品。
読んでみると歴史もちょっと分かるし、それぞれの人生が濃い!生半可な生き方をしてる人はでてこない!壮絶でドラマティックなストーリーの構成力もすごいとしかいいようがありません。こんな物語をよく漫画にできたなと感心するばかりです。革命とか戦争とかをこんなドラマティックに描く漫画なんてこの先でてこないんではないでしょうか。愛とかよくわからないけどすんごい深いいろんな形の愛を感じました。少女漫画なのにクオリティ高すぎです。
ただ絵がいかにもな絵なので読み始めは抵抗ありました。
ショックを受けた時に瞳が描かれてない描写は、どうしても今の感覚で見るとギャグっぽく見えてしまい変な潜入感があると物語に入り込めななくなってしまうかもですが、一時中断しても夢中で読めてしまえるのでキラキラお目目の絵が苦手な方でも読んでしまえると思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-07-30 14:03:24] [修正:2010-07-30 14:03:24] [このレビューのURL]
8点 とろっちさん
昔のことになりますが、大学入試にとても役立ちました。
「あさきゆめみし」などもそうですが、高2のときにクラスで回し読みしたのを思い出します。
ありがとうロベスピエール。
ほぼ史実どおりながら圧倒的な面白さ、構成力。
フランス革命を体感してみてください。
だれでもその名前ぐらいは知っているレジェンドな作品です。
その面白さもいつまでも変わりません。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-12-11 01:09:24] [修正:2009-12-11 20:46:32] [このレビューのURL]
8点 s-fateさん
古いマンガですが、面白いです。連載自体は今の超長期連載が横行する時代と比較すると、短いにもかかわらず、実際に連載されていた時期とアニメ化までの期間の長さ、宝塚の長期にわたる人気。今の短期間に商売ありきで一気にメディアミックス展開してすぐ風化してしまう作品と違い、ナチュラルにかつ長期にメディアミックスが進んでいった理由がわかる気がします。手頃な巻数でしっかり完結している。そして世代を超えてファンがいる。理想的なマンガですね。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-12-11 01:04:09] [修正:2009-12-11 01:04:09] [このレビューのURL]
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