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6.68点(レビュー数:90人)

作者森川ジョージ

巻数138巻 (連載中)

連載誌週刊少年マガジン:1989年~ / 講談社

更新時刻 2011-07-14 21:11:48

あらすじ 典型的ないじめられっ子である幕ノ内一歩。通りすがりのボクサーの鷹村がみかねてジムへと連れて行く、そこで鷹村は一歩の才能を見抜き、一歩はボクシングへと興味をもちだす。

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はじめの一歩のレビュー

点数別:
51件~ 55件を表示/全90 件

8点 メカざわさん

ボクシング漫画。絵は序盤から後半にかけて変化しているけど、どちらも良し悪し。全体的に良。

とにかくアツクなれます。この作品において最も褒めるべきところは、対戦相手の描写に手を抜かないというところですね。主人公のみに視点をおいて試合をするのではなく、お互いにボクシングにかける情熱を描くことで、一つ一つの試合の真剣さを妙味に表現しています。だからこそ、消化試合のようなものが存在せず、どの試合においても読者に印象を残すものが描けたのではないかと思います。

連載が長すぎる〜って思うでしょうけど、そうですね、長すぎます。実際、作者の方も当初の予定ではこんなに長くなるとは思ってなかったとも言ってますし、実際に描かれたものも予定と全く違うものだっとみたいです。言ってみれば、中盤以降は作者からしても蛇足なのでしょうね。とはいえ、妥協のない作品作りには読者も皆終わらないことを願っているのではないでしょうか。
ここまできたら、限界までこのアツイ漫画を描き続けてくれることを願います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-19 00:53:01] [修正:2009-08-19 00:53:01] [このレビューのURL]

7点 taroさん

今もなお、この質に高さはすごい。
ただし、余計な試合が多すぎる。
ただ、鷹村・板垣・木村・青木らの試合も見たいわけで。
ここはサービス精神と捕らえます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-07-21 00:14:59] [修正:2009-07-21 00:14:59] [このレビューのURL]

7点 オカシューさん

安定した画力と内容で魅せる実力派作家のボクシング漫画。
ただし私は言いたい事が・・・

主人公の必殺技をデンプシーにした事。
ボクシング漫画にはナックル?1という名作があり、その主人公の必殺技もデンプシーなのです。

あれだけ取材する先生がこの漫画の存在を知らないとは考えられないし、実在の技だからかぶってもいいと言えばいいが主人公の技にすると使用頻度が上がりまくり使い方や応用方法がパクってる?という風になるのは分かり切っていた事だと思うのです。

あとその漫画、フリッカーもメインキャラがバリバリ使ってます。
しかもその漫画、面白くなければまだいいのですがそこそこ面白いんです。(ただリンかけタイプですが)

しかしはじめの一歩はそれ以外は良く出来た漫画でとても楽しめます。
特に鷹村というキャラを作った事は称賛に値するのでは!
物語を引っ張る核となるこの男こそ、この漫画の成功の要因だと思うのです。

最後に

脳や骨が破壊されたイメージで描く打撃シーンは少し行き過ぎの気もします。

それとなんかデッサンが最近崩れてきてる気がします。
まさか何かの野球漫画みたいにこの後、耳が大きくなったりするんじゃないでしょうね!?

所持巻数 55巻まで

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-07-20 14:21:24] [修正:2009-07-20 14:21:24] [このレビューのURL]

9点 desperado5さん

[ネタバレあり]

現在のマガジンを支えるスポーツ漫画の大作。
その魅力は、作者の知識に基づいたリアルな世界観や、
迫力のある試合描写、随所にちりばめられた笑いと感動は
もちろんですが、注目すべきは何より
愛すべき脇役達の存在だと思います。

実際、一歩の試合は展開が偏っているので、脇役たちの試合に
比べて面白くないという人も多数いるのではないでしょうか?
(個人的な見解ですけど、一歩は作中の人気キャラである
鷹村、宮田、間柴などのように、「減量」というボクシングにおいて
もっとも欠かすことのできない過酷な自己の葛藤が一切ないから
なのかもしれないです)

鷹村、伊達の世界戦、木村のタイトル挑戦など、
脇役たちが栄光を掴もうとする姿が非常に魅力的で、泣けます。
(青木のタイトル挑戦と最近の鷹村の防衛戦は笑うためのものですけど)

ただ、脇役たちの描写を細かくおこなっているために、
20年超というとてつもなく長い連載となってしまったことも確かです。
この連載期間の長さをどう捉えるかは、読者個人の問題ですね。

個人的には、72〜74巻の間柴vs沢村戦以降、読んだ後に
興奮の冷めない試合はほとんどなくなってしまい、
画質も81巻の一歩vsゲドー戦から、
好みから外れていっていると感じてます。
マガジン誌上での休載の多さと、
1つの話のページの少なさも今後解決すべき問題ですね。

また、作中名勝負として挙げられるのも、
ほとんどが物語中盤(56巻まで)までにあるものばかり。
(個人的には後半の一歩vs武戦も好きです)
作者の画力は上がっているはずなので、今後の内容に期待しましょう。

気づいてみれば、批判ばかり書いてしまいましたが、
この作品が高評価であることは間違いないです。
つい批判を漏らしてしまうのも、
作品をこよなく愛するがゆえだと解釈していただきたいです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-05-28 19:47:44] [修正:2009-06-30 19:16:41] [このレビューのURL]

9点 もへぢさん

この漫画があれば、たぶん一生退屈しない。
でも、作者取材の休載が多いんだよね。
何を取材してんのかなー。
これだけネタとか知識あれば、もう十分でしょ。
早く宮田戦(またはリカルド戦)見せてほしいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-28 01:07:39] [修正:2009-03-28 01:07:39] [このレビューのURL]

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