「もへぢ」さんのページ

総レビュー数: 21レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年03月28日

8点 SLAM DUNK

かつては自分は週刊誌を買ってまでマンガを読み漁る方でもなかったし、ましてやジャンプを読むのは、近所の文房具屋での立ち読みくらい。
それで当時中学生の自分がこの作品に持った感想は、「何だ、ヤンキーマンガかよ」くらいにしか考えていませんでした。
いまや就職して、たまたま古本屋で手にとって以来、独身貴族の財力に物を言わせて、新装版全24巻をあっという間に購入。
中学生時代に読んでいなかったこと、凡百のマンガと同じと捉えていたことを激しく後悔しました。
昔読んでいたら、絶対バスケ部に入っていたんだろうな。
それくらいの吸引力でした。

花道の成長が早すぎる、たった4ヶ月間なんだぞ、というご批判が多数あるようですが、そこだけはこいつはマンガだ、と飲み込んで。
天才天才といいながら花道は実は作中最高の努力家、「自分一人が初心者という中で、彼なりに必死に考えながらプレーしてるんですよ」という安西先生の評価で自分はその溜飲を下げました。

感動を覚える場面はもはやいまさら挙げるまでもないところですね。
三井の懺悔、ゴリの男泣き、ラストの花道・流川のハイタッチなど数ありますが、自分はちょっとずれてこのシーン。
丸男のファールに対して「あやまるな、勝負じゃねーかよ」と笑いかける場面で、ああ、完全に花道はバスケット選手になったんだなと、胸に来るものがありました。

ここまで評価すれば10点といいたいところですが、名朋の監督が何かムカつくって子供みたいな理由でマイナス2点。
アンタ、えらそうにのたくってたくせに、森重のワンマンチームにしただけで監督らしいこと何一つやってないじゃないか。

・・・レビューらしいレビューにはなっていませんが、大人買いしたスラムダンク全巻は、未だに何回も繰り返し読み続けています。

最後に。
緊張した時は「ワルモノ見参!」
これは座右の銘になり得ます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-05 21:03:49] [修正:2010-10-05 21:06:50] [このレビューのURL]

日本橋臭といいますか、これまでの作品の独特のアウトローっぷりが少し薄れてきているけど、本格的なスポ根マンガにするためにはいたしかたないことか・・・?
バレーボールに対する熱い情熱というものがそこはかとなく感じられて、今後がとっても気になります。
最近は、少し人物の過去に焦点を当てすぎている気がします。
ここまで育ててきたキャラクターなんだから、独り立ちしていってもいいはずなのに、まだ作者の手がかかるようですね。

どなたかも書いていますが、隔週発売の雑誌で隔号連載イコール月イチ連載。
なんとか隔週ペースで連載してほしいということと、30代サラリーマンには単行本を買いづらいタイトルってことで、−2点で8点です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-30 23:18:13] [修正:2010-10-05 19:30:36] [このレビューのURL]

作者は描きたいことすべてを注ぎ込み尽くして終えることの出来た、稀有な作品と感じます。
一読者として楽しませてもらいました。
でも、よく書かれていることですけど、人誅編はやはり余計?
主人公の追い求めた答えを明らかにするという意味では必要だったかもしれないですが、読者側としては間延びした感が否めない。

ときに、OVAで描かれた結末は正伝なのでしょうか。
これが正伝ならば、あまりに悲しい結末かな、と。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-31 00:25:54] [修正:2009-03-31 00:25:54] [このレビューのURL]

読みきりすべての話で、テーマが違う、世界観が違う、オチが違う!
学生のときにジャンプの増刊号を読んだ時にすっかりはまったものですが、それも「封神演戯」半ばまで。
この先生は、やはり読みきり、しかも少しダークな話を描くのに最大の才能が生かせる、そんな気がします。
個人的には、藤崎作品最高傑作は、「PSYCHO+」2巻掲載の「伝染源」だったりしますが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-31 00:16:06] [修正:2009-03-31 00:16:31] [このレビューのURL]

いや、たぶん作者さんは何か剣道にトラウマを持ってるんでしょう。
いや、間違いなくそうだ、っていう同情票で1点。

しかしこのマンガ、うちの教え子が見たら嫌だなぁ。
え?もう絶版?
そう、良かった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-31 00:07:01] [修正:2009-03-31 00:07:01] [このレビューのURL]

うしとらには敵わないが、それに匹敵する代表作ですね。
うしとらよりも描き込みがすさまじく、パッと見、絵柄が見にくいのは否めませんが、その欠点を補って余りあるドラマ性をもって9点と。
あまり読解力がないのか、よく指摘されるストーリー上の矛盾点、自分はまったく気づきませんでしたー。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-30 23:29:40] [修正:2009-03-30 23:29:40] [このレビューのURL]

大学時代に初めて読んだので、もろにクロスオーバーしていました。
こんなゆったりとした学生生活送れたらなあなんて思っていました。
皆さんの言うとおり、確かに雰囲気に浸る漫画ですから、そういう作品が好きな方に。
やっぱり一押しは、阪神大震災のボランティア編。
ため息なくしては読めないです。
でも、1月末の寒い時期に高架下で雑魚寝なんて、いくらなんでもできないよねぇ・・・。

これを読んで、大阪出張帰りに神戸に寄って浸っていたのはいい思い出。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-28 01:36:15] [修正:2009-03-30 23:21:44] [このレビューのURL]

主人公周囲、ハイソ階級でなかったらただのレディースマンガでしかない。
どんなしがらみがあろうが、暴走族ってやっぱり社会悪。
そーんな登場人物たちがそれぞれ幸せな結末に落ち着くってのも正直納得いかない。
ただ、杵島の成長振りには素直に感動できた。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-30 22:55:46] [修正:2009-03-30 22:55:46] [このレビューのURL]

成人してから初めて読んだ(それまではヤンキー系は敬遠気味)けど、ギャグの場面とかは腹を抱えて笑えた。
でも、なんていうか、中盤で暴走族賛美(湘南戦争の辺りとか特に)みたいなとこがあって少しうんざりしてきたけど、最後の最後で「くだらねぇ」って突き放した辺り、ほかのヤンキー・暴走族マンガとは一線を画していると思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-30 22:50:47] [修正:2009-03-30 22:50:47] [このレビューのURL]

5点 GTO

飛び降り自殺未遂のシーンが全編通してとっても多かったので、当時マガジン読みながら、悪影響云々で叩かれないかな?とはらはらしていた。
全編一通りまとまっていて今でも読めるけど、やっぱり校長が替わった辺りから作品に影が出てきた感があり。
あと、本編で英吉自身言ってたけど、結局理事長の後光がなければ何も出来なかったこと、それから、あまりに運に助けられることが多く、本当の意味で英吉の力で学校を変えるには至っていないことが非常に残念。
今でも、暇があったら読んでいるけど、時間が経つごとにそれが浮き彫りになってくる気がする。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-30 22:28:38] [修正:2009-03-30 22:28:38] [このレビューのURL]

<<前の10件
123