ドラゴンクエスト -ダイの大冒険-のレビュー
8点 森エンテスさん
ドラクエをテーマにした作品の中では圧倒的に名作です。
長く続きすぎたキライがありますが、最終バトルでのポップの言葉があるだけで全てを許せませす。
幾つもの障害をどんどん乗り越えて急速にスペシャルな存在になっていく主人公ダイと、つまずき転びながらも心身ともに自分のペースで成長を遂げるポップ(RPG界ののび太君)との友情マンガ。
子供達に読んで欲しい作品です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-10-30 14:05:51] [修正:2011-10-30 14:05:51] [このレビューのURL]
9点 columbo87さん
ジャンプ史上最も完成度高く、少年の成長を描いた漫画だと思っています。
まずドラゴンクエストの世界観を見事に体現し、それを崩すことなく素晴らしいオリジナリティによって昇華させている点は他作品にはない所だと思います。必殺技もいちいち格好よく、同年代の少年は野球の時に絶対一度はアバンストラッシュをやったことがあるはず。
数々の名勝負や名台詞など評価すべき所は語りつくせませんが、特に本作を名作にしているのはキャラクターの魅力でしょう。敵味方全てに魅力があり、カリスマ性があり、そして成長するといったように具体性を感じさせる人物ばかりです。ストーリー展開は王道でありながら、キャラクターが脚本のためだけに動くような無機質さを感じさせないのは、いわゆる勝手に動きだすような独立性を持っていたからだと思います。それだけに展開が予想できずいつもワクワクして読んでいました。
少年ジャンプでも屈指の名作だけに、いつかまたちゃんと映像化して欲しい。
ゲーム化でもいいから、またダイと大冒険をしたいと思い続けています。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-08-09 16:21:10] [修正:2011-08-09 16:21:10] [このレビューのURL]
8点 無駄軍紀さん
これ小学生に読ませたらマジで98%くらいはハマるんじゃなかろうか。
少年漫画の教科書でしょ。良くも悪くも教科書。少年漫画のベースはこれです!ってマンガ。
こうゆうのはやっぱり読んでおくべきだよね。
基礎が分からないと応用もわかんないなんて良く言うけど、マンガも一緒でしょ。
最近のマンガはここで言う「応用マンガ」が多いけど、やっぱこうゆうのが土台としてあっての応用だと思うし、定石を裏切る展開!って時の「定石」を知らないとやっぱり面白さも半減するもんね。
そうゆう意味でも読んでおくべきマンガ。
もちろん今読んでも普通に面白いですよ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-07-11 19:39:37] [修正:2011-07-11 20:33:37] [このレビューのURL]
8点 十歩神拳さん
この作品以上に面白い漫画や、凄みのある漫画はたくさんありますが、これ以上に「良い漫画」を私は読んだことがありません。
直球の王道的展開にして、努力・友情・愛・勝利・冒険などの少年漫画の重要要素をほとんど兼ね備えて、しかも全く押しつけがましくないという、少年漫画の教科書の様な作品。
個人的には小学生の内に読むべき漫画第1位と言っても過言ではないと思っています。
特にポップを通して描写された「勇気」は本当に奥深く描かれていて、今読み直しても感動できます。
まさに勇気をくれる漫画でした。
欠点を挙げるとすれば、作中での時間経過が余りにも短いことはが少し気になりました。
マァムの修行期間がたったの2週間だったり、ヒュンケルは5日間しか山にこもってなかったり、デルムリン島を旅立ってから最終決戦までの日数が3ヶ月足らずだったりする事を考えると萎えてしまうのが残念なところ。
それを差し引いても、まさしく名作といえる漫画でしょう。
余談ですが、「閃光のように」の陰に隠れがちであまり話題に挙がりませんが、個人的に「その瞬間、世界が輝いた」がこの漫画の最大の盛り上がりだと思っています。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-11-28 12:41:26] [修正:2011-06-15 04:30:19] [このレビューのURL]
7点 Mikky-Dさん
王道。だが優れたバトルもの少年漫画。
ポップの人間的成長、これに尽きます。戦闘能力の成長ばかりが目立つバトルもの漫画の中で、ここまで全編にわたって一登場人物の内面的な成長にスポットライトが当てられるのも珍しい。
ただ、あの物語がわずか数か月程度の期間という設定はちょっと。マァムの武闘家修業がたった10日って・・・。また、後半のクロコダインの扱いには、天津飯やウォーズマンと似た哀愁を感じてしまいます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-10-02 05:04:31] [修正:2011-05-20 14:04:19] [このレビューのURL]
PR