あらすじ 何十年かに一度、月から青い光が降り注ぐ「月打(ムーンストラック)」と呼ばれる現象が起こる時がある。そして「月打」が起こるとこの世の「おとぎ話」が狂ってしまうという。そして「おとぎ話」の世界の長老達はこれに対処すべく、「月光条例」という一つの法律を作り上げた。その内容は、「青き月光でねじれた『おとぎばなし』は…猛き月光で正されねばならない」そんな時、「おとぎ話」の世界から「鉢かづき姫」と呼ばれる者が「読み手」の世界(現実世界)に助けを求めてやってきた。そして、彼女を助けた少年、岩崎月光(いわさき げっこう)は偶然、「月光条例」の執行者に選ばれ、狂った「おとぎ話」を正すための戦いをする事になるのであった…。
この漫画のレビュー
5点 s-fateさん
風呂敷広げることにビビっているような印象を受けます。ものによっては何世紀も前からある話を数週間で消費するのは、ちょっと掘り下げ不足と思います。まぁ「うしおととら」が33巻、「からくりサーカス」が43巻、じゃあ「月光条例」は53巻?なんて期待されれば、藤田さんも獣の槍を作ろうかどうしようか悩んでる時のギリョウさんみたくなっていても、おかしくないと思います。後輩育成も含め、偉業を成し遂げた人なので個人的には、もうそこまでやらなくていいと思います。憶測ですが絵がちょっと寂しい印象を与えるのも以前のようなアシスタントと和気会々な楽屋落ちオマケマンガが影を潜めたのと関係があるのではないかと思ってます。ただし作品の評価は評価ですので正直に5点とします。
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[投稿:2010-02-23 00:23:29] [修正:2011-10-15 08:48:45]