ホーム > 青年漫画 > ビッグコミックスピリッツ > 七夕の国

7.06点(レビュー数:43人)

作者岩明均

巻数4巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:1997年~ / 小学館

更新時刻 2012-08-21 12:48:33

あらすじ 南丸洋二は念じるだけで紙に小さな穴を空けられる特殊な能力を持っていた。
ある日頭が半分えぐり取られるという殺人事件が発生。
洋二は死体を見て自分と同じ能力者の存在を知るのであった・・・

シェア
Check

この漫画のレビュー

6点 Dr.Strangeloveさん

物凄く地味な話だが駄作ではない。それは得点分布(6点〜9点のみで5点以下が一人もいない!)
からも分かる。

とても淡々としているので何度も読まないと良さが分からないのは
「寄生獣」と同じであるが、中途半端にマスコミの描写を挿入してしまったために
かえって現実感が無い。他の作品と比較するのはあまり良くないのだが
あえて言わせていただくと「寄生獣」ではマスコミ関係の描写は
ほとんど省かれており必要最小限にとどまっているのに対し、本作は
余分に描かれているような気がする。ここらへんが敗因だったかもしれない。

ただ、環境問題をさりげなく物語に絡ませてきたり、伏線を見事に回収する
その手腕はやはり上手い。個人的にはあのラストも好きだ。秀作には一歩及ばないが佳作。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-05-02 21:26:59] [修正:2008-05-02 21:26:59]

七夕の国と同じ作者の漫画

岩明均の情報をもっと見る

同年代の漫画

ビッグコミックスピリッツの情報をもっと見る