ちーちゃんはちょっと足りないのレビュー
6点 テムさん
どんな話か簡単にいうと、特別、秀でたものがあるわけでもなく、というか寧ろぱっとせず、かと言ってちーちゃんほどに突き抜けることもできない、中途半端で非常に寄る辺ない存在である自分に対し不安や不満を感じ、思春期特有の劣等感や焦燥感に苛まされ続けるちょっと足りないナツの物語。(…簡単とは)
ナツの心理描写はなかなかリアルに描かれていると思うし、ラストの経験から何かを学びとり、劣等感を克服したわけでは全然ない感じも個人的には好きだったりする。(それもリアルな気がして)
ほのぼの漫画だと思って手に取ったら火傷するかもしれないけれど、
うーん。そうだなあ…
思春期の葛藤、ほろ苦さを味わいたいなーと思ったらぜひぜひ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2016-04-02 23:21:46] [修正:2016-04-02 23:21:46] [このレビューのURL]
6点 片桐安十郎さん
ちーちゃんとナツのちょっと足りなくて満たされない感じがよく出ていたなと思いました。
説明するのは少し難しい内容だけどほっこり出来るしダウナーな所もあり面白い作品です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2014-08-08 17:44:54] [修正:2014-08-08 17:46:00] [このレビューのURL]
7点 勾玉さん
可愛らしいタイトルと表紙に期待通りのゆるい導入部。
なのに、あれあれ?アレレ!?という間に作風がシフトチェンジ
ムズムズモヤモヤ~の中、物語は終わりを迎える。
正直、「そりゃ、ないぜ」って言いたい気持ちも多分にあるのだが
人生振り返ると、こんな形で後味悪く有耶無耶に終わってしまったことなんてざらにある。
全てが丸く収まる訳ではなかったし、失敗から反省を学べなかったこともある、
問題から目を背け、逃げ出したことも一度や二度じゃない。
そんな過去を見つめ直すには、こんなムズムズモヤモヤ~な漫画があったっていいのかもしない、
読むと気分は沈んでしまうのだけれど…。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-07-10 15:32:42] [修正:2015-07-10 15:34:17] [このレビューのURL]
6点 kikiさん
前半部分のちーちゃんのあまりの足りなさに
「え?これ漫画にしちゃっていいの?」
と躊躇しましたが、後半のダークさには読んでいて胸がキューっと縮まされ引き込まれました。
あの年頃の人と比べてしまう気持ちや、誤解などを天真爛漫なちーちゃんを通してよく描けていると思います。
読後がまずいので読み返したいとはあまり思いませんが…。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-04-10 15:53:41] [修正:2015-04-10 15:53:41] [このレビューのURL]
6点 そうすけさん
怖い
「未来がせまいよ」の台詞がとても印象深い。あまり読み返したくない作品。
余談だが2014年の「このマンガがすごい!」でオンナ編一位を受賞。
世のジョシコーセーやらがこの漫画読んではしゃいでる画が想像できない。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-01-08 23:28:55] [修正:2015-01-08 23:28:55] [このレビューのURL]
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