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7.76点(レビュー数:13人)

作者松本大洋

巻数8巻 (完結)

連載誌月刊IKKI:2000年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:33:07

あらすじ 遠い未来。人類の起こした傍若無人な振る舞いによって、生命の生態系は崩れ、世界は崩壊の危機を迎えてしまう。この崩壊した世界から人類を救うため、9人の幹部組織「虹組」を頂点にした、特殊な能力を持つ人間達によって構成された組織「国際平和隊」がつくられる。かれらの活躍によって再び平和な日々が訪れたかにみえた。しかし、ある日「虹組」のメンバーであったひとりの男が、ひとりの女を連れ去って逃亡したことによって、それは揺らぎ始める。男の名はNo.吾。女の名はマトリョーシカ。何故彼は反逆を企てたのか。今、世界が動き始める。

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ナンバーファイブ 吾のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全12 件

7点 punpeeさん

前半の、吾が、追ってくる刺客と闘うという展開は興奮した。
本当に名作に出会えた予感でいっぱいだった。

しかし、ビクトル戦以降のナンバー王サイドの展開が進むにつれ、難解になってきた。
ナンバー王が理想を求め過ぎて墜ちたのか、高みに上がったのか、結局なんだったのか、よく分からない。。。
マトリョーシカの存在も抽象的に感じた。

相変わらずの世界観、センスは間違いなく唯一無二なので、個人的にはこの作品に価値を感じてはいるが、
人に薦めれる作品では無いので、評価も難しい。

ナンバー惨とのバトルは痺れた。これはハリウッド映画の映像で観たい。笑
あと、個人的に好きだったナンバー仁が呆気なかったのも残念。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-02-20 22:05:06] [修正:2016-02-20 22:05:06] [このレビューのURL]

9点 Leonさん

松本先生の作品では鉄コンと並ぶ難解な作品だが、
詩的で哀しくどこか美しい雰囲気が好きです。
ナンバー1の最期とそのときのマトリョーシカの涙を流す場面が印象に残った。
絵のほうも相変わらず独特で上手いです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-09-21 16:25:12] [修正:2022-03-30 07:54:35] [このレビューのURL]

8点 デビルチョコさん

うーん、面白い。

正直、この著者の他の作品描写と比べるとインパクトがなかったように思う。
瞬間、瞬間を描ききっている感じを受けなかった。
アクションシーンに関しては「鉄コン」や「ZERO 」の方が迫力を感じたし、
ストーリー設定も目新しい点はなかった。

しかし面白い。
この作品の1番良い点は台詞回しだったと思う。
登場人物達の言葉がズシンと心に響いた。

最後も見事。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-05-25 23:41:19] [修正:2015-05-25 23:41:19] [このレビューのURL]

8点 あおはなさん

松本先生の作品の中では、ZEROと並んで最も好みが分かれる作品の1つではないかと感じるけど個人的には好きなのでこの点数。ただ最初の方の展開の速さに比べると、後半はやや遅い上にかなり読解が難解な部類に入るので、この長さでなければ正直もっと点数下げてたとおもいます。IKKI連載の漫画家さんが好きでかつ内容を読み込める方ならばバッチリとオススメできる作品なんですが・・・個人的には誰にでもというわけには行かないかも・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-03 15:39:01] [修正:2010-11-03 15:39:01] [このレビューのURL]

9点 二軍Tシャツさん

変わり者と言われるかもしれませんが、僕は松本作品の中でこれが一番好きです。

これまでの漫画には無い感覚。
じゃあ何だろう、小説読んでる感覚?映画?
どれにも当てはまりません。

この作品を読んでしまうと、漫画の「表現」ってここまで出来るんだなぁ・・・とか感心しちゃったり。
逆に、今流行りの漫画の大半が、チープな表現力しかないように思えてきちゃったり。

個人的にはバトルよりも、会話パートの方が好きです。

ナンバー死の笑顔をみた瞬間、僕の中でのこの作品の地位は確固たるものになりました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-14 04:22:40] [修正:2010-07-14 04:22:40] [このレビューのURL]

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