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ES


5.33点(レビュー数:3人)

作者惣領冬実

巻数8巻 (完結)

連載誌モーニング:2001年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:37:30

あらすじ 脳生理学のスペシャリスト・九条未祢。ある日、殺人事件に遭遇した彼女は、シャツ... 続きを表示>>

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ESのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

5点 朔太さん

超能力がベースにあるので、当初は小さな異常や歪から始めてもらって結構なのですが、
これがいつまで経っても、初めに設定した小さな人間関係から巣立っていかない。
主人公や周囲の数人が、このままESを放置しておくとだめで対峙していかないとという
危機感が伝わらなかった。
現に、秋庭は共存を積極的に臨んだESだったはず。

初期設定や人物個性などキャスティングは良かったのに、脚本に恵まれなかった演劇のようでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-08-24 18:47:29] [修正:2014-08-24 18:47:29] [このレビューのURL]

6点 blackbirdさん

それほど得意分野の話ではありませんが、好きな作者さんなので・・・男性誌に描かれた硬派な内容なので、絵柄もかなり骨太になっています。

記憶をすり替えてしまったり、乗り移ったり、設定は面白かったのですが、残虐なシーンも多く、気分が悪くなってくる人もいるかも。絵が綺麗なので救われますが。

でも、最終的には特殊な能力を持った人物の話は、こういう結末になっていくのかな。イザクは怖かったけど、それを作り出した人間が怖くなっていきます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-13 23:59:55] [修正:2011-05-13 23:59:55] [このレビューのURL]

5点 とろっちさん

ESと名付けられたその存在は、他人の脳と容易に同調し、瞬時に記憶を書き換えることが可能。
その能力を駆使すれば造作もなく人の心を操ることができてしまう。
しかし、ESが同調できない人間(=空気の読めない人?)も少しながらいて、その人たちが
ESの暴走を食い止めるために奮闘する、というお話。

作者の持ち味である、乾燥してサバサバした空気感、冷たく淡々とした中での控えめな温かさ、
こういうものが遺憾なく発揮されていて、雰囲気がとても好きな作品です。
ただテーマが大きすぎて上手くまとまらず、無理やり力技で押さえ込んだよう印象も受けました。

もともと話作りはうまい作者なのですが、初の青年誌ということで力みすぎたのでしょうか。
大きなテーマの割にどこか小ぢんまりとした話になってしまったような気がします。
期待しすぎたのかもしれないですが、設定が良かっただけに、面白くなりそうな要素を秘めながら
今か今かと待っているうちに不完全燃焼で終わってしまった感じです。
この辺は読む人によって随分感じ方が違ってくるでしょうね。
あと、そこまでグロい描写はなかったと思いますが、人がバタバタ殺されるので苦手な方はご注意。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-19 01:23:27] [修正:2010-11-19 01:23:27] [このレビューのURL]


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