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5.8点(レビュー数:5人)

作者本島幸久

巻数23巻 (完結)

連載誌週刊少年マガジン:1989年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:41:17

あらすじ 中学生の森川駿が暮らす牧場で、1頭の仔馬が誕生しようとしていた。母馬は桜花賞3着で、白い疾風とまで呼ばれたサザン。難産に苦しむサザンを駿は徹夜で看病するが、サザンは仔馬の命と引き換えに息をひきとってしまう。風のように速い馬になれ、という願いを込めてシルフィードと名付けられた仔馬と駿の、挑戦の物語が始まった。

備考 愛蔵版全13巻。

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風のシルフィードのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全5 件

3点 sin00さん

 題材がに興味が持てないのと勝負物なのに熱い展開がないのでイマイチ.たんなる好みの問題なのかもしれない.

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-02-18 19:43:06] [修正:2012-02-18 19:43:06] [このレビューのURL]

7点 とろっちさん

競馬と言えば職業不明のガラの悪いオッサン達が怒声を張り上げて熱中するコテコテのギャンブル、
というイメージがまだ強かった時代に、競馬のスポーツ面を重視するという先見の明を発揮し、
しかも少年誌で連載するという前代未聞の挑戦を繰り広げた作品。

少年誌での連載ということで、関係者は相当気を使ったんでしょうね。
ギャンブル性は極限まで薄められ、少年誌向きのスポーツ漫画として描かれています。
ストーリーも、母馬の見事な末脚を受け継ぐものの弱点も多い競走馬と、その育て親とも言える
三流騎手の主人公が、努力して苦戦して力をつけてついに栄冠を掴む、というコテコテの王道もの。

全体の構成としては前述したように、超一流エリートのライバル達を相手に
雑草魂溢れる主人公達が努力と根性を駆使して立ち向かっていく、という古い世代の熱血スポ根漫画。
トンデモ知識やトンデモ調教などもあり、そもそも20年以上前の作品だけに競馬のレギュレーションも
現在と違うところがあるので、これから読む人には読みにくい部分もあるかもしれません。

ただし王道だけに熱くなれる部分や感動できる部分などもしっかり描かれていて、
純粋な競馬漫画としてはさておき、少年向けスポーツ漫画としては良質の部類だと思います。
続編は……、描かない方が良かったかも。

競馬ブームの到来やダビスタの爆発的ヒットなどとともに、この作品の成功もあってか、少年誌にも
その後「みどりのマキバオー」「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」「優駿の門」など競馬漫画が増えました。
余談ですが、「みどりのマキバオー」でマキバオーが目指したのが世界最高峰のレースとされる
凱旋門賞ではなく、当時は創設されたばかりの新興レースであるドバイワールドカップだったのは、
この作品で凱旋門賞を先に使っちゃったからでしょうね、やっぱり。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-14 00:09:35] [修正:2011-07-14 00:10:07] [このレビューのURL]

7点 森エンテスさん

母親(母馬)の命と引き替えに生まれた1人の少年と一頭の競走馬の友情物語。

ライバル達も好キャラ満載で、ジャンルは競馬漫画ですが、正統派の少年漫画として楽しめます。

物語の始まりと終わりが綺麗に繋がっていて、読後感が良いです。
感動的なエピソードも多いです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-10 16:17:05] [修正:2011-04-10 16:17:05] [このレビューのURL]

7点 taroさん

拙い部分も多々あるが、競馬の持つ感動や魅力を伝える事には成功している作品。
なんだかんだ言いながら、結構楽しんで読んでいた。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-07-04 00:20:01] [修正:2009-07-04 00:20:01] [このレビューのURL]

5点 電光石火さん

ギャグテイストのない『マキバオー』と言った印象。今見ると少々物語も絵柄も古く感じるので、読むのを辞めてしまう人もいるかもしれない。しかし、長いながらも道筋がぶれず作品全体に一本の柱のようなものを感じる。熱い展開もあり、悲劇もあり、感動が詰まった作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-02 01:44:27] [修正:2008-10-02 01:44:27] [このレビューのURL]

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