まあじゃんほうろうきのレビュー
7点 森エンテスさん
最初は麻雀を覚えていく作品だったはずが、登場人物の変遷と共に、内容がどんどんエゲツない方向へ進んでいくギャンブルの怖さが分かる作品です。
しかも、それをギャグ漫画としてやっているので、笑ってしまうんですよね。
結論から言えば、足を洗えたから良かったですけど、この世界が続いていたら、『毎日かあさん』は無かったと思う。
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[投稿:2011-11-14 21:04:37] [修正:2011-11-14 21:04:37] [このレビューのURL]
8点 s-fateさん
西原さんは「恨ミシュラン」からその存在を知ったクチなので、前半の線が細い絵を見た時は、下手とか何とか言うより、こんな時期もあったんだ、という印象のほうが強かった。そして後半とのギャップ効果を楽しむ前フリとして読んでおいたほうがいいと思います。そして今の画風に近づくに連れ、面白さというか、こうばしさがレッドゾーンに突入します。このマンガは首が曲がっちゃいけない方向に曲がるくらいの勢いで体当たりしているので、このマンガのあとに増えた他の作家さんの体当たりルポ的マンガは、ぬるい、とどうしても思ってしまいます。
体張って笑いを取るには、これくらいやれや、という西原さんの血の叫びが聞こえてきそうです。
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[投稿:2011-04-29 19:08:00] [修正:2011-04-29 19:08:00] [このレビューのURL]
7点 torinokidさん
ヤケクソ自虐マンガの元祖と言ってもいいかも。
作者の地雷踏みまくり人生の発端的作品か。
サイバラの火達磨ぶりはホントに強烈。
博打とは恐ろしいものだなあと思わせつつも
ちゃんと笑える作品にしてあるあたりはさすが。
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[投稿:2011-01-15 16:51:58] [修正:2011-01-16 19:37:52] [このレビューのURL]
8点 やじウマさん
最初はちょっと毒のあるエッセイ漫画にすぎなかったはずなのに、プロの雀士とか先物買いのせいで数千万の借金を背負ってるような人と打つようになってくところからだんだんおかしなことになっていく。
1回の麻雀で20万円もスるとか病気としか思えない。
まるで漫画のような展開なのにこれが実際にあったことなんだと考えると読んでる方も頭が痛くなってくる。
しかもそれをあいかわらずギャグとして書いてるわけだし。
一人の人間がどんどんダメになってって最終的に突き抜けてしまうまでを描いた傑作。
※このマンガの初期の方で出てくる「チムラさん」がまさかあずきちゃんの作者だとは思わなかった。
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[投稿:2010-10-02 22:52:35] [修正:2016-09-27 22:39:25] [このレビューのURL]
6点 即身仏さん
とりどん(西原理恵子)がたぬきどん(銀球親方)やすえいどん(末井昭)やスネークどん(博報堂のM崎氏)らに羽を毟り取られるが如くぼろ負けする。平たく言えばそんなお話。そんなお話なんだけど、そんなにボロボロに負けようとも平然と漫画に出来る西原氏の逞しさは普通に凄いなぁ、と感心してしまいます(笑)それがこの漫画の一番の魅力なのかもしれないですね。
正直、こういう漫画はある意味貴重だと思います。生き方はとても真似出来ませんが。
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[投稿:2010-09-22 23:58:38] [修正:2010-09-22 23:58:38] [このレビューのURL]
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