ぼくの地球を守ってのレビュー
6点 香さん
<コミック版21巻所持>
この漫画の連載開始が87年(昭和62年)で、私は連載終了後しばらくしてからまとめて読みました(平成10年くらい)。
連載当初に読んでいないので、やっぱり古さ(ノリやコマ割や演出のしかたなど)は気になりますが、全巻通しての壮大なストーリーは圧巻です。
自分から見てた景色と相手から見てた景色はもちろん違い、少しの誤解でスレ違うことを無理なく見せています。
が、この点数なのは最初のBLノリが苦手なのと、キャラの性格がみんな、あまり好きじゃなかったからです。特にアリス(木蓮)の影でシクシク泣いて、突然、相手に切れる・・・っていうのが受け付けませんでした。
小学生相手に恋愛関係になるのもちょっと苦手です(それにも理由があるので、そこまで嫌悪しませんが)。
この作者の次の「未来のうてな」もキャラクターみんな苦手だったので、そもそも合わないんだと思います。
お話は好きですが、キャラが苦手なので、この点数です。
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[投稿:2015-03-24 20:55:00] [修正:2015-03-24 20:55:00] [このレビューのURL]
7点 いーらびさん
描かれている独特の世界観には惹き込まれる物があるが、
精神世界に酔い過ぎた様な無駄を所々に感じた。
何よりも、登場人物が沢山いる割に惚れ込めるキャラが殆どいない。
というより、キャラの描き方が苦手。
BLには虫唾が走る。
ゆえのつまらなさと物足りなさが終始気になった。
ただ、輪という少年の描き方は素晴らしい。
萩尾望都の『11人いる!』から設定を多少拝借していると思えてならない。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-04-01 14:45:05] [修正:2013-04-01 14:45:05] [このレビューのURL]
8点 kuroneko3298さん
何かに導かれるように集いだした
同じ前世(異世界)の記憶を持つ高校生たち。
一体ソコで何があったというのか?
この記憶は 何を伝えようとしているのか?
彼らとともにその謎に挑むことになるのですが----
次第に前世の人格に囚われてしまう彼らに--ドキドキ。
繋ぎ合わせた記憶の中に浮かび上がるキーワード。
17歳の彼らの中でなぜ輪だけが9歳なのか???
ソコに眠る驚愕の真実に--
誰もがビックリ涙するに違いありません!!
(・とはいえ年の差は5年位にしてほしかったけどね。)
登場人物の美しさも前世の世界観も魅力的。
生まれ変わりだけど別人格を持つ彼らを見事に描き分け
苦しみや葛藤までをも見事に描き切った作者に拍手。
目線を変えると同じ状況がこんなにも違う--など。
うならせる展開にも脱帽だ。
後悔も悲しみも----
すべては未来に生かすためのもの。
それに囚われ道を見失う事無く生きることの大切さを教えてくれる-
ファンタジーながら壮大な愛の物語。
未来へ思いを繋げる---。
それこそが「地球を守る」ことなのかもしれませんね♪
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-02-18 13:01:15] [修正:2013-02-20 15:07:30] [このレビューのURL]
10点 サンドウィッチ戦士さん
期待以上
読み終わったあといー気持ちになる
絵も内容も良いが…少女漫画だ!
ぼくの地球を守って!!!!!!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-02-14 02:18:15] [修正:2013-02-14 02:18:15] [このレビューのURL]
10点 臼井健士さん
前世から現世と移り変わっても続く7人の男女の愛憎劇・・・。
同じ場面も視点を入れ替えることによって、そして夢を利用して度々「前世」と「現世」とをリンクさせることで話を盛り上げ感動的な展開を演出している。
登場人物を役者とするならば、男優がそして女優が極上の「演技」を見せ、時に叫び、時に罵り、時に泣くことで現実を超えたドラマチックな展開を紡いでいく。
作者自身「全く先のことを考えずに描き始めた」というのに、最終的に何の「破綻」も「矛盾」もなく終わらせた手腕は天才的。
画の美しさも特筆で幻想的な雰囲気が作風と良く合っている。
少女漫画に留まらず、SFファンタジーでは1・2を争うであろう傑作。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-11-21 19:04:52] [修正:2010-11-21 19:04:52] [このレビューのURL]
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