ホーム > 不明 > ハルタ > 狼の口 ヴォルフスムント

7.12点(レビュー数:8人)

作者久慈光久

巻数8巻 (完結)

連載誌ハルタ:2009年~ / エンターブレイン

更新時刻 2010-09-17 09:27:45

あらすじ 14世紀初頭、アルプス地方。イタリアへと通じるザンクト=ゴットハルト峠には、非情な番人が守る関所があった。何人たりとも通行能わぬその砦を、人々はこう呼んだ。ヴォルフスムント―――“狼の口”と。

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狼の口 ヴォルフスムントのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全8 件

9点 gundam22vさん

「狼の口」という関所オムニバス形式物語から反抗と攻略戦、その背後勢力との決戦まで描いたスイス独立を題材にした歴史漫画。絵がやや固く粗さがある、重苦しく救われない展開が多い(良いキャラがあっけなく死ぬ)くらいしか気になる部分はなかったですね。後者はだからこそ重みがあるとも言えます。上記の最初は「歴史漫画なの?」ってところから次第に移り変わって行く過程が素晴らしいです。先がどうなるのかと飽きさせずに引き込まれました。エログロ(アニメ的画風なので過剰には気にならない)、アクション、駆け引き要素も豊富。壁に相応しい存在感を放つ悪役代官との決着、黒幕的存在との決戦でのカタルシスも高く、全8巻ながら過不足なく描き切ったと思います。最近の完結歴史漫画では手放しで薦められる作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-01-03 03:29:39] [修正:2017-01-03 03:29:39] [このレビューのURL]

代官様が徹底とした鬼畜っぷりです。

オムニバス形式で容赦ない話ばかりです。
登場人物の背景を丁寧に描いて、感情移入させてから絶望の底に落とすので、結構へこみます。

籠城戦の駆け引きなども見応えあります。
淡々と人の冷酷さが描かれています。

一段落着いたと思ったら、まだ続くそうですね。
どう展開していくか楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-01-06 17:36:34] [修正:2015-01-06 17:36:34] [このレビューのURL]

6点 booさん

中世アルプス残酷物語。
舞台はハプスブルク家の圧政の中にあるスイス以前のアルプス地方。ヴォルフスムントとは関所の名前で、この関所によって民衆は内部に閉じ込められている。よって独立を目指すものたちなどはあの手この手を使って密行しようとするのだが…。
狼の口という名だけあってほとんどの密行者は代官ヴォルフラムに阻止され、残虐に殺される。とはいえ亀裂は広がり始めており、彼らは身を捧げて血路を開く。

歴史のうねりというか大きな流れが見えるようでおもしろい。狼の口はどのように決壊し、その時ヴォルフラムはどうなるのだろう。
ことごとく漫画のお約束というものを無視してくるし、暗い話なので読後感は悪い。絶望の中に少しだけ希望が残って、次につながりはするのでまだましなのかな。
あまり私は好きになれないのは好みの問題もあるでしょう。あまり趣味のよろしい話ではないです。
しかし一番気になったのは絵。独特の雰囲気はあるものの粗く、あまり魅力的に思えなかった。キャラがどんどん死んでいくからか一人一人の作りこみが甘いし、背景もいま一つに感じる。

最終回のカタルシス次第で点数は上げ下げしようと思います。これだけ溜め込んでるんだから相当なものじゃないと許せなかったり。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-08-06 03:02:18] [修正:2011-08-07 18:07:09] [このレビューのURL]

6点 jdf54jさん

圧政に対しレジスタンス活動を行っている不穏分子が
イタリアとドイツにある関所を越える越えないというだけの話。
1話は結末は違うが明らかに勧進帳。
関所を不正に通過するためあの手この手と策を巡らすのだが、
目の鋭い役人に必ず見破られてしまい、大抵陰惨な死を遂げる。
エログロあり。ジャンルとしては目新しいけど
後味悪いので、好き嫌いが分かれる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-06 08:07:16] [修正:2011-03-30 10:31:27] [このレビューのURL]

7点 ジブリ好き!さん

オムニバスとしてみればバッドエンドで残酷な話の集まりだが、一連の流れとしてみれば微かな希望の光が徐々に輝きを増していく話となる。

反乱分子が一切通行できないとされる関所、『狼の口(ヴォルフスムント)』
各話の主人公達もあの手この手で通行しようとするが、関所の主・ヴォルフラムの目は鋭い。
結果処刑。…となってしまうのだが、回を重ねるごとに綻びが見えていく。最初はあえなく処刑されるも、次は中で反抗し自害、そして満身創痍で父を失いながらも通り抜けたなど、主人公達の屍が決して無駄にならず、徐々に革命の火が灯され始めていく。
しかし同時に、綻びをしっかり自覚しているヴォルフラムの不敵な笑みも恐ろしい…

画も世界観にマッチしていて、続きが気になる一作です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-17 09:32:29] [修正:2010-09-17 09:32:29] [このレビューのURL]

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