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6.66点(レビュー数:3人)

作者ながやす巧

原作浅田次郎

巻数1巻 (完結)

連載誌月刊アフタヌーン:1999年~ / 講談社

更新時刻 2011-05-14 22:26:09

あらすじ 廃線の決まった北海道の幌舞駅。駅長の佐藤乙松もまた定年を迎える。幼い娘を亡くし、妻も亡くし、鉄道が来るとき以外は孤独な日々を送る乙松の元に、ある晩少女が駅を訪れる。

備考 同名の小説を漫画化した物。
同じく浅田次郎原作の「ラブ・レター」も収録。

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鉄道員のレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

7点 gundam22vさん

[ネタバレあり]

高倉健主演のヒット映画としても有名な原作を漫画化。絵が劇画風ですがとても綺麗で読みやすく、内容もオカルトよりも実は病による幻覚でしたという演出で筋が通って(リアル作品ですし)良かったと思います。映画未見ですがこっちでも十分なクオリティではないかなと。こういう話だったのかと感慨深かったです。もう1つの同時収録「ラブレター」も当初は期待してなかったのですが、1度も会ってない男女に成立する数奇な恋愛が上手に描かれて切なく感動しました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-09-04 22:28:10] [修正:2015-09-04 22:28:10] [このレビューのURL]

6点 kikiさん

ながやすさんの劇画調の絵上手いですよね。
雪がしんしんと降り積もる北の大地、千倉の夜の暗い物悲しい風景、
その描写によって物語により寒さや悲しさを増幅させているように
感じました。
「鉄道員」は映画で観た時も泣いたけど、漫画で読んでもしんみり
きました。

個人的は「ラブ・レター」の死者からの手紙が人の心にもたらす力、
悲しい人生・立場での彼女の想いに胸が物悲しさでいっぱいになり
いい作品だとしみじみ思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-08 12:14:01] [修正:2011-06-08 12:14:01] [このレビューのURL]

7点 blackbirdさん

さすが浅田次郎 プラス ながやす巧。
泣かせないわけがない。

浅田氏自身も自分の漠然としたイメージをよくここまで漫画化したと驚いたようだが、「お伽話のような」北海道の風景や、哀しみを心におし込めた表情、上手いです。
ちょっと話は読めてしまいましたが。

「ラブ・レター」も泣かせます。
でも状況やこの世界にそれほど入り込めなかったかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-14 22:47:47] [修正:2011-05-14 23:33:00] [このレビューのURL]


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