ポーの一族のレビュー
7点 gundam22vさん
人外など永遠の命で生きなければならない悲哀、各編で色々な場所を巡る一話完結、時系列シャッフル、ボーイズラブ(本作では現在のそれ向けに比べると広義愛に過ぎないが)、今では当たり前ながら当時では斬新な要素が豊富で今読んでも面白いとは思えました。
昔の少女漫画の絵柄、作風もやや詩的に過ぎて、耽美なのはともかく舞台的悲劇のヒロインが濃いのは仕方ないところでしょうが。
全体は主人公エドガー、ヒロイン妹メリーベル、親友アラン、三人の物語といえ印象深かったです。
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[投稿:2017-11-26 11:11:39] [修正:2017-11-26 11:12:08] [このレビューのURL]
4点 fooさん
名作ですよね、、、4点ですみません。
面白さが分かりませんでした。自分でもショックです。これ、、どのへんが面白いんでしょうか?
短編になっていて感情移入できませんでした。
絵が繊細すぎてインパクトが無くみんな同じに見える
殺人などのシーンも綺麗すぎてあっさりと、、、流してしまう
不死の業もあまり感じずなんと言うかずっと無邪気な子供のいたずらを見ているような、、、
その絵も含め神出鬼没なふんわり感が、ラストの夢だったのか幻だったのか、、に着地するのであれば、綺麗にまとまっていると思いますが
ちょっと可愛そうな子達くらいにしか思えませんでした。
あとでもう一度読んでみようかな。。
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[投稿:2013-08-20 23:42:50] [修正:2013-08-20 23:42:50] [このレビューのURL]
5点 DEIMOSさん
不死のバンパネラと人間との交流を時系列に短編小分けして描いた耽美系雰囲気マンガ。
24年組の中心的存在たる萩尾望都によって、不死の美少年による人間との関わりあい、特に、恋や妹愛等が淡々と描かれる。山なくオチなく意味なく―。
不死の美少年という題材は、世の女性達の妄想ターゲットとしては垂涎ものだろう。同性愛的なシーンもチラホラとあり、BLの萌芽を垣間見ることもできる。
が、それ以上に、この本が出版された当時においては、「時を超えて生き続ける人間ならざるもの」の神秘性と美麗なる描出力こそが一種の衝撃だったのだろうと推察に難くない。
が、現代に改めて読むと、この「雰囲気」だけでは正直楽しめない。もう少し山谷が欲しい。
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[投稿:2013-02-25 00:57:22] [修正:2013-02-25 00:57:22] [このレビューのURL]
10点 kuroneko3298さん
パンパネラとして少年のまま永遠を生きることになったエドガー。
彼は寂しさから1度は救った妹を、友アランをその手にかけてしまいます。
それはまた彼の苦しみの始まりでもあったのです。
美しい登場人物たち、魅力的なイギリスの貴族の香り。エッと思わせる話運び。
音楽が流れているような美しい詩の数々---。
そのすべてが当時の私を釘付けにしました。
生きると言う事は沢山の人との別れをみつめること・・
あなたもエドガーの目撃者になりませんか・・?
年表作りました。よかったら↓へ♪
http://wj36.fc2web.com/po1.htm
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[投稿:2012-08-30 11:49:38] [修正:2012-08-30 11:51:32] [このレビューのURL]
6点 KZWさん
なかなか読んでて病む作品ですよこれは。
読む方は覚悟が必要。絵は少女マンガかな。
僕はラストがなかなか好きです。
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[投稿:2011-06-29 12:17:12] [修正:2011-06-29 12:17:12] [このレビューのURL]
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